himekyonの部屋

2013/09/25(水)20:08

ブログ友さんと花紀行1 オオビランジ 大文字草

南アルプス(38)

                          9月17日 ブログ友86netさんから、ダイモンジソウが咲くころですと連絡いただいて、小淵沢駅で待ち合わせ。下見の段階で、今年のダイモンジソウは、水不足と気候の影響で早く咲き進み、花もよくなかったとのことで、別の場所へ変更です。今回は、野生蘭探しもあって、○吉さんもご一緒することになりました。 山梨は前日の台風通過に伴い、川の水は茶色く濁って増水しています。はたして登山道は大丈夫でしょうか、狭い林道を上がっていくと枯れ枝や葉っぱが散乱していて、風の強さがわかります。倒木がなければと心配しましたが、なんとか通れそうです。まさかこんな日に物好きは我らだけだろうなんて笑いながら車を進めると、なんと登山口には3台、奥には2台止まっています。だから倒木がなかったんだ・・・ 車を置いて歩き出すと、あちこちに倒木、おまけに道はえぐられて沢になり、水が流れていま す。特に危険でもなさそうで先に進みました。 残念ながらダイモンジソウはこれからなのか、小さい3株ほどが咲いていただけでしたが、 初めての花、オオビランジに出会うことができました。標高の高い南アルプスで何度も出会ったタカネビランジ、標高が低い丹沢で7年前に出会ったビランジ、中間の標高に咲くオオビランジは、見る機会がありませんでした。 オオビランジ 岩場に生えるナデシコ科の花で茎は60センチほどに伸びる 華やかさはありませんが、サクラソウにも似たかわいいピンクの花です オオビランジ オオビランジ オオビランジ オオビランジ オオビランジ オオビランジ オオビランジ ダイモンジソウ(大文字草) 漢字の大の字に似ているからが由来 ダイモンジソウ ダイモンジソウ シロヨメナ(白嫁菜)? 同定が難しいのですが、多分 アキノキリンソウ(秋の麒麟草) 秋に咲く麒麟草に似た花が由来 コナスビ(小茄子) 小さな実が茄子の実に似ているからが由来 ヤマハハコ(山母子) 山に咲くハハコグサ ミゾホオズキ(溝酸漿) 花のあとの実に筋が入り、ほおずきに似ているからが由来 ヤクシソウ(薬師草) 苦いので体によいと思われ、薬師草とか、でも実際には薬草としての利用はほとんどないとか 以前、聞いたのは、花が一面に咲いて黄金色になり、薬師如来の光背のようだからと・・ ゲンノショウコ(現の証拠) こちらは、下痢などに必ず効くと言われる薬草です ハナタデ(花蓼)? 花と名前がついているのに花は小さくてまばら、なぜハナタデ?・・撮れないよ ハナタデ チジミザサ(縮み笹) 葉っぱを撮ってなかったけど葉っぱが笹の葉に似て縮れているが由来 ミズヒキ(水引) 失敗した画像ですが、記録として お祝いごとに使う紅白の水引のように、表が赤、裏が白いので水引 ギンミズヒキ(銀水引) 水引の白花種です、金に対して銀としたのでしょうか ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦) 溝蕎麦に似ていますが、山地に群生します。 ミヤマタニソバ イタドリ(虎杖) スイバやスカンポと言われている春先に食べられるものです 昔から傷薬で痛み取りが訛ってイタドリになったのが由来 スカンポと言われる若芽の時には節ごとに赤くなり虎模様のようで、杖になりそうだからと オクモミジハグマ(奥紅葉白熊) 紅葉の葉に似ていて、ヒマラヤにいるヤクの毛を使った、僧侶の払子、槍や兜につける飾りを白熊といい、その飾りに似ているからが由来、 セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子) 秋に箱根の関所の近くで見つかった丁子のような花が由来

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