himekyonの部屋

2014/05/21(水)07:00

青春18切符で九州一周ひとり旅日記26 熊本天草千厳山から初日の出

各駅停車の旅(171)

年末年始の各駅停車の旅、4年目は九州一周を目ざしています 東京ー福岡ー鹿児島ー宮崎ー大分ー熊本 2014年1月1日(6日目) いよいよ26年のスタートです 26年新年の初日の出 熊本天草・千厳山(せんがんざん)より 初日の出はどこにする、もしかして天草ならみられるのでは・・ 出発の5日ほど前、徒歩で行けるご来光の場所はありますかと 天草市役所の観光課に電話で尋ねると、 調べてからご連絡しますと夕方になって連絡をいただきました 40分ほど歩けば、千厳山の山頂からみられますと、 今回、由布岳に登れなかったので、山登りで初日の出、願ったりかなったり~ 元旦の朝、5時に目覚ましをかけて目が覚めると 夜明けの遅い九州 もちろん外は真っ暗 気持ちが萎えます 止めようかな・・・もうちょっと待ってみようかな・・・ でも遅れて後悔するんだったら思い切らないと・・・ 重い腰をあげて出発です 反対方向に少し歩くと昨日降りたバス停があり、 コンビニに寄って、間食とホット飲み物を買い 千厳山のことを尋ねると、元旦のご来光は皆さんが行きますから心配ないですよ ヘッドランプを点けて歩きだしてもだれも歩く人はいません。 もちろん車がないと生活できないような街だから 歩いて行く人はいないでしょう しかし、広い車道だけど街灯もなく、車も通りません ほんとうに大丈夫? 竹林が風に揺れてざわざわと音を立てて不気味です どうしよう、戻ろうか、でもここまできて戻るのも・・ 勇気をだして行くべきだよ 自問自答しながら歩きます まっ、天草には熊はいないし、危険な動物はいないと思うし・・・ 心細く歩いていくと、駐車場が見えてきて、車が数台止まっています 着いた! ホッとしました 近くにいた若者に聞くと、山頂はまだ先で岩の道を登るようです えっ、まだ先があるの ちょっと怖そう 千厳山(せんがんざん) 標高162m himekyonの今年の初登りの山でした 162mとはいえ、0メートルの海岸から登るわけですからそれなりでした 島原の乱で、天草四郎がキリシタンの信徒を集めて 出陣の酒を手酌で酌み交わしたところで手酌山とも言われていたそうです その後、たくさんの奇岩怪岩ででできているので千厳山と名付けられたそうです 6時46分 山頂からの天草の島々 まだまだ明かりが灯る街 三脚がないので、東屋の柱に体を固定してスローシャッターで・・ブレブレです 6時59分 少しづつ明るさがでてきました こちらのご夫婦と話をしたら・・ 海の上からの初日の出を想像していたのに 本土の八代のほうから太陽が上がるから 九州の山に阻まれて海からはあがらないよ 千葉には九十九里が初日の出のスポットがあるのに九州まで来たの? なんて言われちゃいました。灯台下暗しというのがありますね このご夫婦は太陽が昇らないとあきらめて帰ってしまいました この若者たちは、ずっと騒いでいました。 まるまる太った野良ニャンもご来光を見る? 7時25分 雲にうっすらと赤味が もしかして? 7時29分 出た~ 26年初日の出です 100人ぐらい集まった人たちから一斉に歓声があがりました 7時31分 7時32分 7時35分 7時37分 太陽は雲の中に こちらは、地元の若者です 左から2番目の娘さんは大学の冒険クラブに入っていて 先日は由布岳に登って雪遊びをしてきたと話してくれました himekyonの靴や、サブザック、ダウンジャケットをみて 山登りの格好だけど、どこの山へ登るのかと興味があったそうです 天草五橋の一部が見えます こちらのご夫婦は名古屋から 長い休みの時に車に寝泊まりして百名山~三百名山を登っているそうで 昨日は島原の雲仙普賢岳に登ってフェリーで渡ってきたそうです 下まで送りますよと声をかけていただきましたが帰りも歩いて戻ります キリシタン殉教の丘 ヒメコマツ(姫小松)が自生する岩場 ウラジロ(裏白)? 藪椿が咲き出していました なんというかんきつ類 ツルソバ これはなんだろう? マメヅタの胞子 イヌホオズキ? シマカンギク?(島寒菊)きれいなのはぶれちゃって撮れてませんでした コバノタツナミ(小葉の立浪) シロハラ メジロ 茶色の建物がホテルです ホテルからみた千厳山 朝ごはん お節がでまいした お雑煮はおおきな丸餅が入った具だくさんでした 辛子レンコンは九州の名物ですね、 干し柿が付いていたのは天草の習わしでしょうか、 数の子が付いていました 煮物では牛蒡の切り方が細長く珍しいなと

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