himekyonの部屋

2018/08/09(木)22:00

高尾の夏1 アサギマダラとキジョラン

高尾の四季(482)

先日でかけた高尾で暗い森の中に 翅を休めるアサギマダラに出会いました。 ISO感度を上げて望遠で撮ったのできれいには撮れてないけれど・・・ アサギマダラ(浅葱斑) 2000キロも旅する渡り蝶 こちらが原寸 高尾では、アサギマダラの幼虫の食草はキジョラン キジョランは毒があり、幼虫が食べることにより体内に毒を蓄えて 外敵から守るため キジョラン(鬼女蘭)の花 蘭の名前がついても蘭ではありません。 高尾山が生育の北限とか? 花のあと実になりますが、小さいままで冬を越して 翌年に大きくなり秋から冬にはじけて種を飛ばします。 なかなか花が撮れないでいましたがやっと撮れました。 キジョランの実 今年は何個も見ることができました。 果物のマンゴーのような形と大きさです。 ・・・しかし・・ 秋から冬にかけて割れる実を楽しみにしている人が大勢いるけれど この中のいくつが残って割れてくれるのやら 盗って持ち帰ってしまう輩 割れた瞬間を写真に収めて次の人が撮る前に持ち去って写真を撮らせない輩 それでもキジョランは命を繋ぐために今年も大きな実をつけていました。 去年の割れた実 去年の冠毛のついた種 2年前に撮ったアサギマダラの幼虫 アサギマダラの幼虫と食草のキジョランの葉 黒く丸い穴が開いているのは幼虫が葉を食べたあと 幼虫のいるまわりに丸い円を描いたようなものが見えますが キジョランの葉に含まれる毒のアルカロイドを傷をつけて白い液がでたあとを食べるのだそうです。

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