日本百名山、新花の百名山・伊吹山で植物観察会
関西の団体主催の植物観察会大阪、三重、奈良、兵庫、福岡、京都、滋賀、東京、神奈川、愛知からの参加者29名大阪から出発した観光バスが、JR米原駅(ここで乗車)を経由して伊吹山山頂駐車場へ愛知からの参加者は自家用車で合流。日曜日の渋滞で30分遅れで12時に到着西尾根登山道~山頂~東尾根登山道(下山専用)を歩きました。3回登っていますが、鹿の食害がひどく、年々お花が減っているような気がします。時期が違ったのか、西尾根は全くと言っていいほどお花がありませんでした。伊吹山米原駅から乗車伊吹山ドライブウェイで山頂駐車場へ開業して60周年だそう山頂駐車場ドライブウェイの夏季営業は7月第3土曜日~8月は3時~21時7月8月の金、土、祝日前日とお盆はオールナイト営業オールナイト営業日だったので特に駐車場がいっぱいでした。ようやく到着山頂駐車場の伊吹山標識と恋慕観音像若い恋人たちのパワースポットだとか西尾根登山道を出発40分ほどで山頂ですが観察会なので花を探しながらゆっくり歩きます。琵琶湖が見えてきました。豪雪地帯の伊吹山ですが、2010年ごろから積雪量が減り、鹿が山頂まで上がってくるようになりシモツケソウ、ニッコウキスゲなど鹿の好きな植物が食害にあい、壊滅的な被害を受けてネットで囲ったところがようやく群落をつくるようになってきたそうですが鹿の嫌いなマルバダケブキ、キオンは群落をつくっています。山頂はもうすぐ西尾根登山道は樹木がなく、直射日光で暑かった山頂に到着山頂には4軒の山小屋があり、3軒は宿泊可能(仮眠のみもあり)2019年8月、麓を午後に出発してヘッドライトをつけて山頂目指し山小屋に9時過ぎに到着して仮眠したことがありました。翌朝は濃霧でご来光は残念でした。麓からの登山道は2023年7月の豪雨で登山道が崩落、今も通行止めになっているそうな伊吹山山頂(標高1377m)日本武尊像東征のあと、伊吹山の神を征伐しようと草薙の剣を持たずに旅立ち敗れてそれが原因で亡くなったという伝説が柵で囲ってあるところは花が咲いています。一等三角点団体さんは旅行会社のツアーの人たち西尾根登山道を下山します。時期が悪かったのかお花がまったくありません。ネットはあちこちで破れて鹿除けにはなっていないようです。豪雪地帯のため、冬はネットを地面に下げて、雪解けのあと張りなおすのだそうですがネットを張る前に鹿が上がってきてしまうそうで2023年~2026年までに金属柵に造り替えるとか斜面に鹿が数頭草を食んでいました。