誕生日登山は尾瀬至仏山 3日目 至仏山登頂
いよいよ至仏山へ研究見本園入口が登山口、次から次と出発していく登山者、登山届を出して出発、今日で70歳、やっとここまで来られたとの感慨と緊張で涙が止まらない無事に登頂しなければ、気を引き締めてばんばろう!初日の午後は土砂降りの雨、2日目は晴れ天気予報では3日目は雨予報だった、雨だったら蛇紋岩で滑る至仏山登るのは止めたほうがいいかもしれないと弱気になっていたが今日も至仏山のそらは青空天がhimekyonに味方してくれたようここからが本番がんばれ!自分に言い聞かせて歩きだす。いきなりの階段なぜか体が重い、3日目で疲れが出ているのかな・・次から次と登ってくる登山者、himekyonはもともと歩くのが遅い後ろから誰かが登ってくると立ち止まっては先に行ってもらう最初のベンチまで1時間、何十人に抜かれただろう最初から急登、汗びっしょりでようやくベンチにたどり着いたら休憩していた男性から「その流れる汗は異常だよ、脱水症状おこしたら大変だから水分を十分取らないと危険だよ」ほんと、きつかった、でもまだ序の口なのにだいじょうぶかな・・ベンチを過ぎると森林限界、低木になり、はるかかなたに山頂方面が見えてきたこの急登、どこまで続くんだろう喘ぎ喘ぎ、ほんと亀足で1歩1歩何度も登っているのにこんなにつらかったろうか燧ケ岳と尾瀬ヶ原遠望尾瀬ヶ原が見えた!天気に恵まれてこの景色を見ることができたもうヘロヘロだけど何度も何度も深呼吸雲海の彼方に日光白根山?高天ケ原どこまで続く 蛇紋岩の岩と階段とにかくきつい、森林限界あたりから5人グループと抜きつ抜かれつ年代が同じぐらい、やっぱり歳をとるってことはそれ相応なのかな花を探しながら、ゆっくり歩こうとマクロレンズを持って歩いていたけどそれどころではない、歩くのが精一杯で花探しどころではない、マクロレンズをザックにしまい、花を探すのではなく、目についた花を望遠レンズでただ撮るだけ最初の意気込みとは大違い、いままでこんなことあったかな・・チビで足が短いと手かけ、足掛けが大変おまけに蛇紋岩は滑るから慎重に踏ん張らないと高度感が増してきた尾瀬ヶ原山頂付近に雪渓が残るのはどこの山?これが平ケ岳?高天ケ原を乗り越えてようやく、ようやく山頂にたどり着きました。なんと5時間もかかってるほぼ、同時にたどり着いた5人グループと写真タイム「今日で70歳、記念登山なんです」「わたしらより若いわ」って・・それなり、それなりなんですよねって慰めそれでもどうにか山頂を踏めた喜びをかみしめてここまでこれた自分をほめてやろう~山座同定は得意ではないけど雲海が広がっている日光方面は見えるけど近くの上州武尊山は隠れている新潟方面かな谷川方面はすっぽりと雲海の中軽くお昼ごはんを食べて下山開始です。こんなところを降りてきた。とにかく蛇紋岩は気をつけないと滑る、慎重に慎重に山頂を振り返る尾瀬ヶ原からみるとなだらかな至仏山裏側はこんなに岩だらけ次は小至仏山までがんばろう雲海から頭が見える尾瀬笠ヶ岳かな,もしかして方が岳の後ろにみえるのが上州武尊山かな?随分前の誕生日に一度登ったことがある。上州武尊山で誕生日をと計画してペンションを予約したら、12日に登山グループの予約があるのて一緒にどうですかと言われて誕生日に尾瀬笠ヶ岳を登って翌日上州武尊山を登りました。登山道がドロドロで、靴の中まで滲みて登山靴1足をダメにしてしまったほどでした。岩岩だらけの登山道を小至仏山目指してもうすぐかなこんなに遠かったかなやっと小至仏山山頂だれもいないけど、とりあえずは山頂を雪渓が残っている木道ギリギリまで残っている木道にも残雪が気をつけないと滑る先のほうにも雪渓が最後のところで2人が滑って転んでる気をつけないと、かかとで蹴って慎重に無事に渡れた。ここで先に降りて行った5人グループに追いつけて先に歩くことになる尾瀬笠ヶ岳分岐この辺からは、下から上がってきたガスが立ち込めて真っ白鳩待峠まで2.9キロまだまだ長い!ここからは完全に単独行熊鈴を鳴らしてあと2キロ長い!あと1キロここからがまたまた長かった1キロってこんなに長い?ようやくようやく下山できました。3時18分8時間もかかっての下山急いでシャトルバスの切符売り場へ3時20分発、間に合わないと思ったら大丈夫ですよと100mほどの駐車場へ最後のダッシュすぐに出発して、戸倉の温泉前で下車して温泉へ「無事に下山できましたね」声を掛けてきたのは、最初のベンチで声を掛けてくれた男性のグループの女性でした。1時間前のシャトルバスにぎりぎりまにあったとのこと。最終日に至仏山登頂疲れがたまっていたのかもしれない。鳩待峠から山ノ鼻への縦走は禁止されているので、初日に至仏山に登るには、夜行バスを利用して早朝に鳩待峠から山ノ鼻の登山口まで歩かなければならない。鳩待峠~至仏山山頂往復という選択もあるけれど今回は夜行バスを利用しないで3日間の行程でゆっくり尾瀬を楽しもうと思ったけど思った以上に最終日の至仏山はきつかった。それでも今年は山復活を目指して1月から少しづつ、歩きだしたのでどうにか歩くことができたのかなとあと何年歩けるかわからないけれど、登りたい山はたくさんあってもレベルにあった山歩きを楽しもうと思っている。