伊吹山で出会った花 最終回 黄色系 白系と 伊吹山の思い出
コオニユリ(小鬼百合)零余子ができるのがオニユリキリンソウ(麒麟草)キンミズヒキ(金水引)ダイコンソウ(大根草)キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉)キオン(黄苑)鹿が食べないので群生しています。キオンオトギリソウオトギリソウミツバベンケイソウ(三葉弁慶草)オオマムシグサ(大蝮草)の実ハナヒリノキ(嚔ノ木)有毒植物でウジ殺しに使う葉の粉が鼻に入るとクシャミが出ることからが由来鹿が食べないからか登山道脇にはたくさん生育している。マルバダケブキ(丸葉岳蕗)鹿が食べないので群生している。マルバダケブキミツモトソウ(水元草)山地の谷沿い、水辺、湿った林縁に生育する。メタカラコウ(雌宝香)キヌタソウ(砧草)コバノミミナグサ(小葉の耳菜草)伊吹山の特産種で石灰岩地に生育、最近山口県の石灰岩地でも発見されています。環境省絶滅危惧 IA類(CR)キクムグラ(菊葎)?伊吹山で検索すると出てきます。特徴が似ているのでもしかしたら・・フッキソウ(富貴草)トウバナ(塔花)クサタチバナ(草橘)の実環境省準絶滅危惧種(NT)キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)の植物の実は同じような実をつけています。クサタチバナは鹿が食べないと言われていましたが、最近は食べるようになったとかシシウド(猪独活)ネットで囲ったところに咲いていました。ノリウツギ(糊空木)時間がなくて中央登山道まで歩けませんでしたので出会っていないお花もいくつかありました。キンバイソウは見たかったかな・・・今回訪れた伊吹山調べてみたら4回も登っていました。初めて登ったのは2002年近江長岡から表登山道を登りました。見渡す限り、お花畑が広がり感激でした。2012年、10年ぶりに表登山道から登りました。2013年は、濃霧で単独では不安になり、JR関ヶ原駅から登山バスを利用しました。2019年は表登山道を午後4時過ぎから登り始めて中腹で日没、鹿の目が光ったり鳴き声に心細くなり、下の方に2つのヘッドライトが光るのを確認して、登ってくるのを待って山頂まで一緒に登りお土産屋さんで仮眠しました。夜中から濃霧になり、残念ながら翌朝のご来光は見られませんでした。2007年の3月には、大阪のブログ友さんと3人で残雪の伊吹山に登ろうと当時3合目まであったロープウェーに乗って出かけましたが、山頂目指すのは止めて3合目で雪遊びをしたり、セツブンソウやスハマソウを探したりと1日のんびりと過ごしたこともありました。今年5年ぶりに訪れて、雑草が生い茂り、ネットで囲ったところだけが花が咲いている余りの花の少なさに本当にびっくりしました。特に東尾根登山道は全くと言っていいほど花がありませんでした。あったのは鹿が食べないマルバダケブキの群落、その近くの斜面には鹿が数頭何かの草を食べていました。ネットが壊れているところが多く、聞くところによるとネットを超えて鹿が入ってきているとか2002年に初めて登った時の伊吹山のお花畑です東尾根登山道現在の伊吹山東登山道雑草だけで花がありません。5年前はまだ花はありました。