この花に逢いたくて ナンバンギセル
終盤でかろうじて咲き残りに出会えました。この日は午後から大雨予報ちょっと寄り道をしてきたために着いたとたんに土砂降りの雨傘を差しても役にたたないくらいの大雨でずぶぬれになってしまい証拠写真を撮るのがやっとでした。ナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科ナンバンギセル属日本全土でみられ、葉緑素を持たず光合成をしないで、ススキやミョウガなどに寄生して生育。万葉集に「思い草」として登場する古くからの植物花の形が外国から入ってきた煙草の喫煙器具、煙管に似ていることからナンバンギセルとなった。花の下に長く伸びているのは茎ではなく花柄茎は短く地表近くにあり退化した葉がわずかに見られることもあるとか花を包む萼の先は尖っている。