残された年月
コロナ流行の中で高齢者は生きずらい母は84歳。8月に父が他界し一人で生きている。心臓疾患、脳梗塞、乳がんと次々に病気に悩まされた母だったがその心の強さで頑張ってきた。乳がん経過観察をしている病院もクラスターがでている。病院に行くのは命がけだコロナに感染したらきっと死亡するだろう食事にも旅行にも買い物にさえ連れて行ってあげられない。周辺のある人が「結局コロナって全員かからないと終わらないんじゃない。お年寄りは亡くなるけど年寄多いし少し亡くなっても仕方ないんじゃない。」と言い放った。なんて悲しい自分だって50を過ぎてるのにその「少し死んでもいいお年寄り」の中に自分の親や祖父母、親しい高齢者はいないのかな仲が良い友人のご両親や世話になった高齢者はいないのかなお年寄りの顔がうかばないのかな。年寄は仕方ないみたいな言い方する人が多いけど誰にだって親や祖父母はいるのではないですか?それとも自分の知らない年寄なら死んでもいいの自分がその年寄の遺族になるかもしれないって考えはないのですか母が父が もしコロナで亡くなったら?あなたはどうしますか?数字にしか表れない死亡した高齢者の数。その中に大事な親、祖父母が入っては困るみんなそんな思いで様々な事は我慢して生活していますたった一人の年寄、高齢者と呼ばれる中に私の大事な母は入っています。母に色んな楽しい事をさせたい旅行にも行きたい美味しいものも食べさせたいたったそれだけの思いが叶わないのです。どうか残された年月がう~~んと長くありますように