10年選手?
なんの本だったか 服を買うときは10年着られるかどうかを考えて買う というフレーズを目にしました
それ以外にも例えば誰かのインスタで思い切って買った服について10年着るつもりで買いました なんて言葉も割とよく見かけます
私も以前は高いコートを買った時なんかは これは10年くらい着られるな などよく思ったものです
でも最近ではクローゼットを整理していく中で気づきました
10年着るつもりで買ったって10年も着ないことを
10年選手と思ったベーシックなステンカラーコートは生活環境が変わったため出番がなくなり手放しました
5万のコートを3年着て15000円で売り、結局35000円のコートを3年着たことになりました
3年で手放したので10年どころではなく、元を取れたのかどうかわかりませんが、でも自分にとっては高価な5万の価値のあるコートを3年着られたのだからそれでよかったです
逆に高校生の頃に気に入って買ったタンクトップ、とてもしっかりした素材で未だに現役です
1500円くらいでした
他には大学1年生の時に買った2000円程度のカットソーも現役です
こちら
この2点は10年着るつもりで買ったわけではありません
どちらもとてもリーズナブル
ベーシックなものだから、高い服だから長く着るとは限らないのです
10年着るつもりで買ってもその10年に好みは変わり、体型は変わり、生活環境も変わります
私の場合、服の系統自体は変わらないものの、すごく気に入って着た服でも次のシーズンにはなんだか違うなぁと思うこともあります
そういう気の変わりは私の場合1〜3年くらいでしょうか
だから、服を買う時に10年着ようと悩んで買う必要はないと思うのです
だからといって衝動買いは違うと思いますが
今ある服とダブってなくて、なおかつ手持ちの服とコーディネートが出来る服で、これが欲しいと思ったら高くても安くても罪悪感なく買えばいいんだと思いました
もちろんたくさん着ることを前提に
そんなことを思うようになってから、自分より若い人のたちが10年着るつもりでとか、おばあちゃんになっても着るとか言ってることになんか違和感を感じるようになりました
気づいたらこの服ずっと着てるな、10年くらい経ってるな、って結果的にそうなっていたらいい買い物をしたラッキーっていう程度でいいんじゃないでしょうか
ぼやきでした