2004/08/23(月)21:22
細街路(生活道路)の扱い
カーナビでは生活道路のことを「細街路」というのをご存知でしょうか。生活道路というのは幹線道路のように一般の車両ががんがん走る道路ではなく、その地域に住んでいる人たちが文字通り自分たちの生活のために使用するような道路のことを指します。
このような道路は一般的に狭い道路なので、カーナビの地図では幹線道路に比べて道路が細く描かれることから「細街路」と呼ばれているようです。
この細街路、自動車工業会で走行中には表示してはいけないという規定があるため、取り付け説明書どおり配線されているナビや純正ナビでは走り始めるとこの細街路が表示されなくなります。
なんでこんな規定があるかというと、カーナビを使用している人たちが生活道路を積極的に使うようになってしまい、その地域に住んでいる人たちに迷惑をかけることになるのを避けるためです。
これは法的な規制ではなくあくまで自主規制のようですが、各社しっかりこの方針だけは守っているようです。
実はこの「細街路規制」は表示だけでなくルート設定にも影響するんですよね。カーナビのルートが時々遠回りなルートをひくことがありますが、出発地とか目的地の近辺でやむを得ず使用する場合を除いて「細街路」を使わないため、このようなことが起こり得るようです。
ナビ使う側のことだけでなく、道を使う側の立場に立った仕様ということなんでしょうね、きっと。
追伸
最近サーバーがビジーなことが多く、書き込みできないことが多くないですか?