テーマ:カーナビあれこれ(1159)
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今回は「HDD」について書きたいと思います。
カーナビに使われている記録メディアの主流がHDDというのは今までにも書いてきたんですが、このHDDの使い方はほとんどのメーカーが「音楽録音機能」の追加にピンを絞ってきました。というのも、2001年に初めてカロッツェリアが国内市販製品としてHDDナビを発売したときに「ミュージックサーバー」という音楽録音機能を搭載してブレイクしたことから、他社がそこに追随したからだと思われます。 今年になってソニーが地図データの編集機能、パナソニックが映像データのコピーなどの付加価値をHDDを使って実現してきましたが、HDDナビが市販されてから4年でようやく「ミュージックサーバー」以外の機能が出てきたという感じですね。 まだまだ可能性のあるHDDですが、私見では今後通信機能を搭載してどんどんデータが書き込める時代が来るのではないかと思います。第三世代携帯のFOMAとかWINとか、速度としては充分なモバイル端末も普及してきますし、普及が進めばインフラコストが下がりますから結果的に通信費が安くなり、ADSLなどのように完全定額制も近い将来ありえるかもしれません。 また、無線LANを使ったHOTSPOTなどの普及や地上デジタル放送のデータ通信など、通信を利用してデータを書き込める土壌はできあがりつつあります。 ということで、次の世代のカーナビは、HDDと通信やDVDといった新旧メディアが複合してさらに進化するのかもしれないな~と思っている今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.08 20:34:52
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