カテゴリ:どうする?中学受験
長かった中学受験生活もようやく終了しました。
小3の冬期講習から約3年ちょっと。 何だかまだ実感が湧きません。 長男の受験は長く苦しいものでした。 チャレンジ校1校以外はいわゆる安全校で、合不合で合格可能性80%を切ったことがなく、志望者順位も上位をキープしており、塾の先生にも「一番安心して送り出せます。」と言われていました。 ところが蓋を開けてみれば連戦連敗。 1日、1日午後、2日校の不合格までは「何で?」「まさか落ちるなんて。」「こんなのおかしい。」と思っていましたが(今思うと私は異常な精神状態だったと思います。)その後も不合格が続き「ああ、これは長男の実力なんだ。本番で力を出せないのも実力のうちなんだ。」と思うようになりました。 それと同時にこみあげてくる「中学受験なんてしない方が良かったのでは。」「12歳の子どもにこんな辛い思いをさせてしまった。」という後悔、「全滅するのでは?」という恐怖。 そんな中長男は最後まで頑張りました。 急遽出願した学校にようやく合格できました。 願書を出しに行く時「もう○○(第一志望)には行けないんだね。」と呟く長男を見て本当にかわいそうでしょうがなかった……。 この学校を受験する前日の夜は「ここまで来たくなかった。(その前に合格したかった。)」とベッドで泣いていたそうです。(私の母が目撃。) 合格の知らせを聞いた長男は本当に喜んでいました。 2人で抱き合って喜びました。 実は……この学校だったら公立でもと思っていたこともあります。 でも長男が入学をとても楽しみにしているのと、プレッシャーに弱い性格が高校受験までのたった3年間で改善されるとは思えないということもあり、進学することに決めました。 それに、恐らく長男のような状況の受験生がほとんどだったと思われる受験時の学校側の対応がとても暖かく、この学校なら大丈夫!と感じたということもあります。 それでも複雑な思いは残ります。 あれだけ時間をかけて、あんなに勉強したのに……と。 私がすべてを受け入れられるまではまだまだ時間がかかりそうです。 長男の受験結果は1勝6敗。 塾の先生も、結果を知らせた友人達も、もちろん私もこの結果にただただ驚くばかりでした。 受験関係の掲示板で「偏差値20下、10下の学校に進学することになりました。」等の話は知っていました。 ただそれが自分の子どもに起きることだとは思っていなかった。 でもね「まさかの不合格」はないんだなと思います。 長男は数字に表れない部分の振り幅が大きかった。 それを見抜けなかったのは私のミス。 これはなるべくしてなった結果。 6年後の大学受験の時にはもっと強い長男になっているのでしょうか? 中学受験をして良かったどうかは私はわかりません。 これから長男が自分で感じて行くものだと思います。 4月からまた新たなスタート。 楽しく充実した6年間を送って欲しいです。 応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。 そして、これから受験を迎える皆さんへ。 我が家の中学受験は数字で見れば「失敗」です。 縁起でもないことですが、もし、もしも、同じ状況に陥りかけたときは思い出して下さい。 このような状況の受験生が実際にいたことを。 そして軌道修正してあげて下さい。 偉そうではありますが、長男のように辛い思いをする受験生が少しでも減ってくれたら、我が家の状況を思い出して「うちの方がマシかも」と少しでも気が楽になってくれたらいいなと思います。 と、何だか文字にすると悲壮感たっぷりですが、意外にそうでもありません。 昨日は長男がやりたいと言った進研ゼミの中高一貫講座を申しみました。 どうやら勉強しないのは不安らしい(笑) 今日は長男の希望でみなとみらいで行われている鉄道模型フェスタへ。 子どもは元気だ……。私はボロボロ(>_<) 長男はお年玉で限定車両を購入してホクホク顔♪ 11日には延び延びになっていた長男の誕生日プレゼント(やっぱりNゲージ(^^ゞ)を買いに行きます。 これまで色々なことを我慢していた長男のしばしの休息かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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