2012/04/10(火)11:44
ネコ。
って、あんまり得意ではない。
・・・っていうか、ニガテ。
こんなにも動物大好きなひなぽこ。
でも、ネコだけは飼ったことがない。
子供の頃はね、ニガテじゃなかったのよ。
捨て猫なんか拾ってきて
ひ「飼いたい~~(T▽T)」
って駄々こねたりもした。
でもおかんがネコ嫌いだったので、ネコだけは飼わせてもらえなかった。
おとんとあんちゃんは、ネコ大好きなんだけどね。
ひなぽこがネコがニガテになったのは、ある事件?があってから。
かれこれ・・・20年も前の出来事。
ひなぽこの家では、『げちゃちゅん』というスズメを飼っていた。
良く馴れた、手乗りのかわいいスズメだったのよ。
その日の夕飯は、ホッとプレートで焼肉だった。
部屋が、焼肉の煙で煙たくなってしまったので、戸を開けて換気していたら・・・
1匹の野良猫が、部屋の中まで入り込み
バリバリバリバリ~~~ッ
ものすごい形相で、スズメの入っているカゴを、前足で引っかいている。
その、鬼気迫った野良猫と、カゴ越しに目が合ってしまった。
が、野良猫は攻撃を止めない。
小学生だったひなぽこ、体がすくんじゃって、声も出ない。
あんちゃんはテレビを見ていて、気付いていないし
おかんはお勝手に行っちゃってるし。
おとんは・・・どこに行ってたんだ?(爆)わからないけど
とにかく、その瞬間を見ていたのは、ひなぽこだけだった。
ああいう時って、ほんの一瞬のはずなのに
ものすご~~~く、長い時間に感じるよね・・・。
その長い時間、ひなぽこは必死で考えた。
どうしよう、どうしよう。
げちゃちゅんが食べられちゃう。
でも、めちゃくちゃ怖い~~|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||
そうだ、何か投げよう!
と、ちゃぶ台(爆)の上にあった物を掴み
ひ「だ、だめぇぇぇぇぇ~!」
やっと搾り出した声とともに、野良猫に投げつけた。
が、ひなぽこの投げた物は、なんと・・・割り箸の袋(汗)
ひなぽこのキモチとはうらはらに
ヘロヘロヘロヘロ~
と、なんとも情けなく、落ちていく。
でも野良猫は、ひなぽこの声に驚いたのか
ヘロヘロと、怪しい動きで降ってくる割り箸の袋に驚いたのか
脱兎のごとく、去っていった。
げちゃちゅんは、死にそうなくらい驚いていたけれど、怪我ひとつなくて。
よかったね~ってカンジだったのだけれど。。。
あの時の、野良猫の目。
それがどうしても忘れられない。
野良猫も、生きていくために必死だったんだろう。
今では、そう理解できるし、恐怖感はまったく無い。
でも、嫌悪感だけは、しっかり残ってしまったようで(苦笑)
ネコだけは、お金を貰っても飼いたくない。
駐車場はネコション臭いし。。。
建物の1Fが駐車場だから、雨で流れていかないんだよねぇ。
今日も朝から、さかりの付いたネコの鳴き声が響き渡っている。
もう、げんなり。