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カテゴリ:つれづれ日記
皆様こんにちは。
あっという間にクリスマスです。 年末年始の帰省に向け、荷造りや、お歳暮や帰省土産を送る方も多いのではないでしょうか。 年間約4億個の荷物が行き来する日本。 特に過疎化で店の少ない島しょ部は、ネット通販を重宝しているようです。 しかし、運送業界は、郵便局、ヤマト運輸、佐川急便とどこもパンク状態。 人手不足が深刻なのだそうです。 最近、宅配便における保証規定の見直しや料金改定がありましたが、 基本的に、宅配便の荷物には振動も、衝撃も、負荷もかかります(荷物を積んでいくので)。 中継仕分け所ではベルトコンベア上をものすごいスピードで流れていく荷物を 機械が行先別にバンバンはじいていくわけですから、梱包はしっかりしておきましょう。 箱を振って音がするのはダメですよ。 音がしないようにきちんと詰めておきましょう。 季節は違いますが、ブドウなど、皮が薄くて破れやすい果実はつぶれることを覚悟しましょう。 例えば、愛媛から東京に荷物を送る場合、 直接「愛媛→東京」に行くわけではなく、 各方面別に中継地点で何回か仕分けられていきますから、 そのつど荷上げ、荷下ろしをするわけです。 外装が傷まないわけがありません。 ルートの一例ですが、 愛媛→岡山→大阪→名古屋→東京・・・みたいな感じで仕分けられていきます。 ★ビンは横倒しにしてはいけません。ガラスの強度(厚み)が側面と底面で違うからです。 (横倒しにすると割れやすくなります) ★まれにお金の入った封筒を忍ばせている人がいますけど、なくなっても自己責任です。 法律で宅配便ではお金は送れないことになっています。違反している人が悪いのですよ。 ★衣類やタオルに軽いものだから・・・と紙袋で送っている人、 袋が破れて中身がはみ出てもいいんですね?。いろんなもの・・・例えばスーツケースや段ボール箱やボストンバッグなどを混載でトラックに積むんだから、それに耐えうる梱包じゃないとダメなんですってば。 紙袋に雨がしみて、中の衣類が色落ちしたのを見たことがあります。 そうでなくても雪国に荷物を送る際は、どうしても荷物についた雪がとけると水濡れになるわけで・・・。ですからスキー宅急便なども含め、段ボールに入れる前に、衣類などは大きなゴミ袋やショッピングバッグなどですっぽり梱包しておかないと万が一の事態になりますよ。 何で知ってるかって? そりゃーもう昔、この時期にバイトしたことあるから(笑)。 でもって元転勤族。引っ越しはお手の物。自分の梱包で皿一枚割ったことないです。 ・・・が、お気に入りのタンスに穴開けられました(←直してもらいましたけど) 気になる荷物の到着日ですが・・・。 配達希望日は絶対厳守ではありません。 配達先や中継地点の天候によっても、到着が前後する場合があります。 (特に大雪で道路が使えなくなったり、しけで船で運べなくなったりもします) クリスマスなど、どうしてもその日に届けたい荷物は、相手先に当日在宅の予定を聞き、 2.3日は余裕をもって発送したほうが無難です。 特に旅行で空港に送るスーツケースなど、何かあっては困りますから。 2.3日の余裕を見て早めに準備して、配達日指定で送ったほうがいいですよー。 ホテルは、時間指定ができません(ホテルごとに集配時間が決まっている)ので、 宿泊前1日の余裕を見るのはお約束。 天候不順が何もなくても 人手不足の昨今、仕分け所の仕分けが追い付かず、荷物の量は半端なく・・・で パンクして最大3日遅れたことがあります。 通常1日で着くところがですよ。 これから年末はおせちの宅配(冷凍)がすごいことになるんですよね。 こういうのが今の宅配便、郵便の現状ですから、 どうか皆さん、寒い中、荷物を届けてくださる配達員の方々に感謝の心をもって接してあげて下さいね。 不在配達が全体の20%ほどを占めるようで、こんな悲しい無駄足はないので、 どうかご協力、お願いします。 ・・・と、12月は前日までに集荷の予約をしないと荷物の発送ができない佐川急便のお兄ちゃんを見てて、 ふと皆さんに「荷物が早く無事に着くのは当たり前じゃないよ。」と 知ってもらいたいエントリーでした。 アメリカの国内小包は早くて4.5日。記念切手は剥がされて盗まれるとイトコに聞いたので、 少なくともそれよりもまだ郵便事故が少ない日本は、 日本人の美徳である「正直をよし」とする前提に立って成り立っているということを感じ得ません。 最後に1つ。 飛行機に乗せる荷物は、当然ながら航空貨物規定が適用になりますので、 例えば、日焼け止め、マニキュア、カセットコンロのガス、ヘアスプレーやヘアムース、 液体物(レトルト食品)などが入っていると、X線検査に引っかかり、搭載できません。 航空会社のHPに搭載できない貨物が出ていますので、荷造りの際は必ずご参照になって荷造りされると、荷物が差し戻される可能性が減ります。 ↑のものは現地調達するか、自分で手荷物として持っていきましょう。 また飛行機はデリケートな荷重コントロールが必要になりますので、重すぎる荷物も遅れる可能性があります。(この時期、旅客荷物優先のため) 以上、豆知識でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.26 00:43:44
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