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テーマ:心のままに独り言(8834)
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わたしが文章書きをやめたのは、子供ができたからでもあるんだけど、 本当の理由は、自分の感情に流される自分が書くものってなんだろうと考えたの。 いくら悲しいと書いても悲しいと伝わらないでしょう。 何かを媒体にして表現するべきなのに、わたしはただ悲しいという感情にとらわれるだけだったのよ。 そういう感性を発散するのは文章書きより、音楽のような瞬間の芸術のほうが合っている気がしたの。 だからといって音楽で、わたしがちゃんと自己表現できているかどうかはわからない。 伝えたいのは、生き方やわたしの物事の取り組み方とか姿勢かもしれないから、 音楽でも表現できないかもしれない。 ・・・ちょっと時間をかけて自分を書き出していきたいと思うのが、 いまのブログ。 いつか母の人生を小説にしたいと思うのは、文章書きになりたかったころの野心。 ピアノを習って、自分から舞台で弾きたいと思えるような自信をもちたいと思うのは、大学受験してもぜんぜんだめだったころの思い。 わたしは何をしたいのか、どんな人なのかを 自分でちゃっんと見て生きていきたいなぁって思うの。 だからそのうち人生を振り返る時間を持ったら、 また文章書きさんに戻って、小説が書きたいっておもうかもしれない。 ********** 木曜日に定期健診に行ってきた。 腫瘍マーカーは上がっていなかった。 ぜんぜん大丈夫。 でもいくつもある診察室にいたら、隣の診察室でガンの宣告をしていた。 わたしと同じやつ。 あれは子宮も卵巣もリンパも全部とらなくちゃならないんだよね。 温存という言葉は存在しない。 だからちょっと可哀想だった。 どんな人かはわからないけど、隣の診察室では隣の人生がある。 わたしも全部取ったけど、リンパだけは少し残してある。 全部取るのは後遺症もあるから、嫌だったし。。。 でも残してもらったおかげもあって、 いまはぜんぜん更年期障害もない。 ピアノを弾いて、常にグサグサと下手さを思い知らされると 更年期が起きる暇がないという感じ。 これがいまのわたしだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.17 23:38:31
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