ひなたぼっこ

今日はチェンバロ工房に行き、レオンハルトのコンサートを聴き
充実した一日だったけど、
帰ってきてメールチェックしたら、あさってのコンサートの二次会
キャンセルのメールが何通も入っていて、がっかりしてしまった。
それぞれは皆理由があるのだけど、
なんだかテンションが下がってしまったので、
来年はコンサートを開く気がなくなってしまった。

だいたい二次会とか打ち上げって若者がやるもので、
オバサンたちは家庭に仕事に忙しいのだろう。

とりあえずネットでコンサートを開くのは、今決まっているもの以外は
ほんとに自分たちと一緒に楽しめる人限定がいいのかもしれない。
何時間もコンサートすることにも疑問があるし、
一緒に作り上げて最後まで苦労を共有する仲間というのは
とても大切な気がする。
大勢の人を集めてコンサートをするのでは、演奏時間の切り売りでしかないし、
その時間に来て演奏して、終わったら用済みというような・・・
そういう係わり合いにちょっとむなしさを感じてしまった。

そういえば以前のピアノサークルを辞めたのも、コンサートに出て二次会はしたものの
練習会にはほとんど参加者がいなくて、そのバランスが悪かったが発端だった。
たとえば半分くらいの人が参加してくれるとか意思表示があるとかが
あると、なんとか気持ちは持ち直すんだけど、70%くらいの人がキャンセルしてくると
さすがに自分ひとりでは持ちこたえられない。
結局全員に出ろと言っているわけではなく、バランスなんだよね。
わたしはそういうバランスのとり方が下手なんだと思う。

わたしはどんなコンサートをしたいんだろう・・・
自分が苦労しても作りたいコンサートってなんだろう・・・
そして誰とコンサートをしたいんだろう・・・

来年のために、今考えることだなって思う。
たぶん来年はコンサートの参加者の募集はしなくなるかもしれない。