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カテゴリ:出版秘話
この番組を見終えて、しばらくぼぉ~~~っとしてしまいました。
さまざまな想いが私の心の中で交錯しました。 今日の番組で被爆者の生の声も、体験記の朗読も、私の心を揺さぶりましたが、やはり最後の対談は強烈だったように思います。 原爆を開発、投下、撮影した博士本人が、2人の被爆者と対談しました。被爆者はこみ上げる感情を必死で抑えながら、博士に謝罪を迫りましたが、最後まで「私は謝罪はしない」の一点張り。そして「真珠湾を忘れるな」と言い放ちました。 人が人を人である、と認識できなくなる。 これこそが戦争の本当に恐ろしさだと改めて思いました。 博士の発言に、ほとんどの視聴者は憤りを覚えたはずです。私もその一人でした。でも、残念ながらこの博士は、この先も罪の意識、良心の呵責に苦しむことなく彼の生涯を終えるだろうと私は感じました。 なぜなら、それが戦争だからです。 ヒデキ(小2の息子)は、途中で泣きながら「アメリカへ逃げよう!」と言い出しました。「アメリカへ逃げれば死ななくてすむでしょ?」 それから、「戦争ってなに?どうして戦争になるの?」とも聞いてきました。「国と国がケンカするんだよ」・・・でも、ケンカだったら、ぶったり蹴ったりしても、最後は「ごめんね」で仲直りできるよね? 「国と国」ってどこにあるの?誰が戦争やるの? ・・・ごめん、ヒデキ!ママは答えられないよ~~~!!! 奇しくも、今日、私は母の原稿の編集をしていました。広島で生まれ育った母が書いた、幼少時代の思い出。どんな教科書にも載っていない、「一庶民の心の歴史」。 「国」っていう人よりずっとずっといっぱいいる「庶民」っていう人たち。ヒデキ、ばあばもママも、ヒデキもその「庶民」だよ。ばあばが作ってくれたもう一つの教科書を、ママは一生懸命作ることを約束するよ。今のママにできることは、このくらいしかないからね。 そして、我が子の助けを求める叫び声を聞きながら、その場から逃げることしかできなかった一人のお母さんの姿が、私には一番切なく胸に突き刺さりました。 ヒデキ、ママはヒデキを国のために戦争に送り出すことだけは、この命に代えても絶対にしないからね!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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