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2005年08月24日
テーマ：出版奮闘記 (14)
カテゴリ：出版秘話
台風が気になりますね。みなさん、夏バテは大丈夫ですか？
今日は再び娘のサキと２人で母が入院している浜松へ行ってきました。この一週間でもう３往復です。今日の一番の目的は「母の本の表紙を見せるため」でした。11月に発売予定の母の書いた本、その表紙がついに完成したのです！一日でも早く見せて元気づけてあげたかったのです。 母は透析のあとで疲れていましたが、表紙を見ると瞳を輝かせて嬉しそうな表情を見せてくれました。 広島県呉市の商店街にある乾物屋の末娘として生まれた母。その商店街はとても栄えていて、夕方の買い物時になると人がごった返し、なかなか前へ進めない、まるで「とうせんぼ」のようだ、というところから、いつしか「とうせんば」と呼ばれるようになったそうです。今から60年前の空襲ですべて焼き尽くされ、「幻の町」となってしまったその町での懐かしい思い出を、母は入院先のベッドの上で書きました。 一口に「本を出す」と言っても、さまざまですね。出版形態、費用などピンからキリまで、、、。私も母も「共同出版」という形ですから、正直費用もかかりました。それでも生きている間に本を作ることができ、自分の生きた証を一冊の本という形で残すことができるということは、本当に運が良く、幸せなことだと感謝しています。 この本の最後に、私は「編集」した人間として、「編集後記」を書かせてもらっています。母と一緒に何かを作る日が来るなんて、これまで一度も想像したことすらありませんでした。そのことも手伝って、私はこの本が完成する日を心待ちにしています。 いつもここへ遊びに来てくださっているみなさんに、今日はこの表紙の帯のコメントを先取りで読んでいただきたいと思います♪ちなみに表紙は、母のこの頃の写真（３～４歳時）の屈託のない笑顔が大きなアップになっています。（たまたま田舎にいた親戚の家に残っていた数枚しか残っていない写真のうちの一枚でした） ●「とうせんばと私（広島・呉 幻の商店街）」 杉山津矢子（文芸社） あの町が消えるまでの活気に満ちた日々 津矢ちゃんが大好きだった「とうせんば」のにぎわい、懐かしいあの風景が今、蘇る！ ＊大切に伝えたい、すべての人の中に息づく 「一庶民の心の歴史」 （帯の裏） 「とうせんば」は、空襲で焼けてしまった、いわば「幻の町」である。 作品は記憶をもとに書かれているはずなのだが、あまりにもその記憶が詳細で、なにより「みずみずしい」のだ。 そこに生きる人々の温もりやたくましさが目に浮かんだ。それは私にとって、少女「津矢ちゃん」としての母との新たな出会いでもあった。 （編集後記より） ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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素敵な本ができそうですね。
(2005年08月24日 23時05分27秒)
さすが、作家！！拍手喝采!(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!! 帯のコメントで買っちゃいますに一票！！
(2005年08月24日 23時09分22秒)
終戦６０年と言う事で、今年はドラマやドキュメンタリー番組なども多いし、
本も色々と出ているので、例年よりも戦争について興味を持っています。 ぜひ、拝見したい一冊ですね。 (2005年08月24日 23時10分25秒)
お母さんと一緒に本を作るなんて
これも童話みたいなお話 あたしリンクしたあとに あれ？まさみさんって広島の人？と思いプロフィールへ 童話作家デビューしてたんだ すごいよ どんなに大変か裏側のことはわかりませんが 二人のお子様たちを育てつつ 自分の夢を現実にしていくのは 並大抵のことではないことは よくわかります お母さんの本 早く仕上がるといいですね お母さんのお見舞い 距離もあってこれもすごく大変だと思います 病院って会いたい人がいてても あまり楽しい場所ではないので… あたしたちにはできない家族の励ましは きっとお母さんを楽しませていると思います 楽しみの少ない病院なので… 体力的につらいときもあると 思いますが 体調に気をつけて 体調や精神状態が悪くなると 他の人に パワーを分けられませんから 根を詰めすぎないでね 何かが破綻してからは 修正ききにくいので でも表紙完成おめでとうございます (2005年08月24日 23時27分09秒)
ライ麦パン☆さん
＞さすが、作家！！拍手喝采!(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆(ﾟ∇ﾟﾉﾉ"☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!! 帯のコメントで買っちゃいますに一票！！ いや～だ～、ライ麦パン☆さんったら♪ 「新党庶民」結成！ですか？（笑） いつも応援ありがとうございます！ (2005年08月25日 00時13分12秒)
くうふう3さん
＞終戦６０年と言う事で、今年はドラマやドキュメンタリー番組なども多いし、 ＞本も色々と出ているので、例年よりも戦争について興味を持っています。 ＞ぜひ、拝見したい一冊ですね。 ありがとうございます！本当に今年は戦後60年という節目の年でもあったので、私自身もこのタイミングで母が書いてくれるなんて、一読者として、とっても嬉しかったです☆ 興味をもっていただき、ありがとうございます！ (2005年08月25日 00時14分56秒)
noppy431110さん
＞お母さんと一緒に本を作るなんて ＞これも童話みたいなお話 そうですか？あ、でも、想像したことがなかったので、やっぱり自分でも不思議な感じです。 ＞あたしリンクしたあとに ＞あれ？まさみさんって広島の人？と思いプロフィールへ ＞童話作家デビューしてたんだ ＞すごいよ いえ、まだ出したばかりの新人でして、、、 しかもこの一冊が最後になるかもしれませんので、、、(^^; これから頑張らないと！って思っています。 ＞どんなに大変か裏側のことはわかりませんが ＞二人のお子様たちを育てつつ ＞自分の夢を現実にしていくのは ＞並大抵のことではないことは ＞よくわかります ＞お母さんの本 ＞早く仕上がるといいですね 本当にありがとうございます。 うちの場合は、私が大変というよりも家族の忍耐力がすさまじい勢いで育ってきているようです（笑） ＞お母さんのお見舞い ＞距離もあってこれもすごく大変だと思います ＞病院って会いたい人がいてても ＞あまり楽しい場所ではないので… ＞あたしたちにはできない家族の励ましは ＞きっとお母さんを楽しませていると思います ＞楽しみの少ない病院なので… ＞体力的につらいときもあると ＞思いますが ＞体調に気をつけて ＞体調や精神状態が悪くなると ＞他の人に ＞パワーを分けられませんから ＞根を詰めすぎないでね ＞何かが破綻してからは ＞修正ききにくいので のっぴ～さんは、素敵な看護士さんなんでしょうね♪うちは家族の入退院がもう何年も続いているので、病院は常連組ですが、やはり素晴らしい看護士さんたちとの出会いが、本人だけでなく、家族にとっても、辛い闘病生活での何よりの支えになっています。 ＞でも表紙完成おめでとうございます 本当にありがとうございます！ (2005年08月25日 00時20分54秒)
通りすがりのЮ者さん
＞こんばんはぁ～☆ こんばんはぁ～！ ＞タビのЮ者です(^^♪ あれ？まだ沖縄ですか？（もう、そうとしか思っていません。根拠なしですが、、、笑） ＞帯だけで広島県民は「？」と本屋で立ち止まって手にとって眺めると思うなー。 そうですか、、、！ 広島の大型書店５件で既に平積みが決まっているそうです♪（いいなぁ～～！笑） やっぱり地元の方たちに喜んでいただけると母も嬉しいでしょうね。（とうせんば時代の呉を知る方たちや幼なじみ、学友の方々など） どうぞ応援してやってください！（同郷のよしみで・・・） (2005年08月25日 00時25分07秒)
『とうせんばと私（広島・呉 幻の商店街）』
早く読みたいよみたい！！！ お母様、出版を本当に楽しみにしているでしょうね。 ひなたさんは本当に親孝行してますね。 僕も両親の喜んでもらいたいって気持ちをあらためて思い出させてもらいました。 (2005年08月25日 01時25分01秒)
TheSkyさん
＞『とうせんばと私（広島・呉 幻の商店街）』 ＞ ＞早く読みたいよみたい！！！ ありがとうございますっ！ ＞お母様、出版を本当に楽しみにしているでしょうね。 そうですね。母の喜ぶ顔を見るのが、また楽しみの一つでもあります。 ＞ひなたさんは本当に親孝行してますね。 ＞僕も両親の喜んでもらいたいって気持ちをあらためて思い出させてもらいました。 ありがとう♪でもやっぱり、どんなに頑張っても親が私にしてくれたことを思うと、まだまだこれから、、、です(^^; 私から見ると、TheSkyさんの方こそ、お若いのに（？）、本当に親孝行で、、、えらいなぁ～☆ って感心していますよ。 (2005年08月25日 01時29分44秒) |
