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ひねもす庵

ラマザンのイスタンブール

イスタンブールは、ボスポラス海峡をはさんでヨーロッパ側とアジア側にまたがっています。
そして、ヨーロッパ側は、金角湾をはさんで歴史的建造物が残る旧市街と、
商業の中心地である新市街に分かれています。
古今東西の文明がまさに融合した不思議な土地となっています。

街行く人も、現代的なスーツ姿から長いスカーフに身を包んだ女性まで様々。
トルコは他国に比べると、イスラム教の信仰の度合いは比較的ゆるいそう。

2004年は10月15日~11月13日までラマザン(断食月)にあたるのですが、
この時期、地方からは大都市イスタンブールへ逃げてくる人もいるそうです。

また、ガイド氏によれば、断食の意味も変わってきてしまっていて、
夜明けから日没まで断食をして飢えを知ったあと、
日没から夜明けまでに食事をする楽しみの方に重きを置いている。
そのため、ドカ食いをして5Kgも太ってしまう人もいるらしい。

旅行者や妊婦などは断食を免除されるため、
わたしはこの旅の間に、特に不便を感じることはありませんでした。

喫茶店を見ると、男性たちが何も飲まずチェスをしているのはちょっと不思議な光景でした。
お店でチャイを配膳してくれた方が、われわれは飲めないんですけどね、と言ってました。
ちなみに、ガイド氏はシーア派なので、別の時期に断食するそうです。

そんなイスタンブールの街を歩いてみました。


<スルタン・アメフットジャミイ:別名ブルーモスク>

大きな丸天井のドームに、6本もの尖塔(ミナーレ)をもつモスク。
青を基調にしたオスマントルコ朝建築で、1616年の建造です。
スケールの大きさに、カメラのフレームに収まりきりませんでした。


トルコを代表する眺めだと思う



豪奢なステンドグラス、下が祭壇



ドーム



<アヤソフィア博物館>

元々は360年建造、ビザンツ様式のギリシア正教の大本山。
1453年にコンスタンティノープルが陥落すると、モスクに改造されました。



ステンドグラスの下にメッカの方向を示す祭壇が追加工事されていますが、
はじめ間違った方向に向いていたのを修正したため、ズレています。






大理石は豊富



後年、塗りつぶされた漆喰の下からキリスト像が発見された



競馬場跡は、ラマザン期間中、日没を迎えると大勢の人が繰り出してお祭騒ぎになるといいます。
屋台の仮設テントがたくさんありますが、昼間はひっそりとしていました。


昼間


そこで、夜に再び来てみると、本当に大賑わい。


ブルーモスクがライトアップされて



簡易メリーゴーラウンドがくるくる



屋台に明かりが灯る


いろいろおいしそうなものがあるので、試してみました。
お酒はないので、ザクロジュースを片手に。


王道ドネルケバブ



熱々チーズが飛び出すクレープ
わたしは口の中をヤケドしました・・・。



クスクスを揚げたもの



飴細工
どぎつい4色の飴をきれいに巻きつけるパフォーマンスを見せてくれる



巨大コーラ
昼間、何だか分からなかったが、
夜は窓がパカッと開いておじさんがコーラを売ってた



焼き栗
いったん剥いた実を殻に入れているので食べやすい


他にも、民族衣装のコスプレ撮影小屋とか、なぜかゲバラモチーフの指輪があるアクセサリーの屋台、
スカーフ屋さんなんていうのもありました。
おしゃれのポイントがスカーフなんですね。

家族連れは、芝生の上にシートを敷いて、夜のピクニックをしてました。
お母さんたちは、このために腕によりをかけてごちそうを作るそうな。

わたしたちはこの夜、デザートに焼き栗をホテルに持って帰り、ボスポラス海峡の輝く夜景を見ながらいただきました。


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