マレーシア早朝、シンガポールを出たわれわれは、高速バスでマレーシアに向かいました。工事中のビル群を照らす朝焼けが、とてもきれいで、不思議な終末感がありました。 途中、バスを降りて入国審査がありました。 応対してくれた女の子はムスリマでした。 イスラムの国へ入るのを意識しましたが、街を歩く女の子は、 全身黒ずくめの完全武装タイプから、花柄の長袖+ロングスカートにサンダルのコ、 ジーンズにリュックにブランドもののスカーフを頭に巻いた現代的なコまで様々でした。 戒律の中で、それぞれオシャレを楽しんでいるようです。 はじめに降りたのは、マラッカでした。 ここは、様々な文化が融合した街です。 元々はオランダ人のものだった邸宅に中国と英国の文化が入り込んだ、 「ババ・ニョール・ハウス」はエキゾチック。 さらに、マレー人の現地妻が暮らしていたのですね。 中華とマレーがうまく融合した「プラナカン・ハウス」の料理は、とてもおいしかったです。 ちょうどこの日、独立記念館で記念式典が行われていましたが、兵士の迷彩服はピンクベースでした。 目立つと思う・・・。 翌日、クアラ・ルンプールで友人と合流。 タクシーで友人宅へ向かうが、運ちゃんが、日本人と知ってボッタくろうとする。 現地在住でも日常茶飯事だという。 友人宅は高層マンションで、広々としてリッチでございました。 この街は、とても開けていて、お買い物天国だと思う。 洋服は安いし、料理は中華・マレーなんでもおいしい。 でも、こじゃれたオープン・カフェでのランチ。 3人で6つたのんだメニューが、1つも合ってるのがきませんでした。 がんばれ、インドネシア人のウェイターくん。 街の本屋さんで、コーランを買おうとしたら、店主に拒否されました。 お前は、ムスリマか、と聞いてきたので、友人が、コーランのコレクターだとフォローしてくれました。 実際、ヒンドゥ寺院で聖典も買ってましたけど、全く読めません。 バタフライ・パークなど観光した後、帰途に着きました。 帰りの飛行機は、ちゃんとリコン・ファームしてたのに、 向こうのオーバーブッキングで席がない。 結局、ビジネスクラスに振替になりました。 ラッキー! ビジネスってなんていたれりつくせりなんでしょうかね~。 朝からシャンパンをいただいて、陶製の器で優雅にブランチ。 スーパーマリオをしているうちにあっという間に日本到着ですよ。 途中、病人が出たらしく、お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか~、 という問いかけに、2人が手を挙げていました。 ドラマみたいですわ。 これで、マレーシアの旅はおしまいです。 |