2004/11/02(火)01:19
エフェス遺跡とパムッカレの石灰棚:トルコ旅行4日目
【聖母マリアの家】
現在ではイスラム教国ですが、実はキリスト教が最初に布教されたのは、トルコです。
エルサレムを追われた12使徒のひとりヨハネは、聖母マリアを伴って、ブルブル山に隠遁しました。
ヨハネの墓所は発掘されていますが、マリアの墓所は現在も調査中だそうです。
わたしは知らなかったんですが、欧米の信者が多く巡礼に来ていました。
中は教会
【エフェス遺跡】
地中海最大規模という遺跡。
大理石をふんだんに使ったマーブル通り、競技場、大劇場、神殿、図書館、浴場などが残されています。
ここはトルコリラ札の裏のモチーフとなっている
モザイク模様がきれい
公衆トイレは、男性たちの社交場となっていて、穴のところに腰掛けたまま議論に興じたという。
って落ち着かんわ~。
美にゃんこ
ケルスス図書館
蔵書数12000巻
娼館の広告が大理石に刻んである。
諸説あるが、右下の「女の子が待って」いて、「お金が必要」で、
「左足の方に進む」と、「心をこめてサービス」するという意味らしい。
パバロッティがここで歌ったという円形劇場
ニケ
【ヒエラポリス】
ペルガモン時代の遺跡。
沖縄のように家型の墓
【パムッカレ】
「綿の城」という意味の温泉保養地で、真っ白い石灰棚は世界遺産登録されています。
温泉は枯れつつあるそうですが、多くの観光客が裸足で入っていました。
わたしもそっと足をつけてみました。
ぬるい水が流れる石灰棚は、ゴロゴロして足裏マッサージのようにツボを刺激しました。
石灰棚
壁は、綿というよりバニラアイスのように泡立ってる
夕陽に光る
とても空が澄んでいたので、星を見に夜の散歩へ出かけました。
でも、月が明るすぎてあんまりよく見えません。
翌朝、早起きしてみると、オリオン、昴までよく見えました。