2009/05/26(火)09:13
ナナフシの話
さてもさても。
小さい頃に昆虫図鑑を見て、いつか実物を!と思う憧れの虫ってのがいるけど、
そのうちのひとつが“ナナフシ”。
こんな枝みたいな面白い虫がほんまに、山にそうそう居てんの?と
思ってたけど、居た。
あの頃は自分が「そんな山」に住むとは思ってなかったけど。
で。結婚してから、相方に2度ほど捕まえてきてもらったり、一昨年なんて
念願かなって自分で捕獲できたりした。
それで満足~したはずだったのだけど。
わたしが好きなブロガーさんのがいこつかあさんのところで
(ユーモラスなイラストがめちゃお上手です!好きって言うよりファンです)
幼生の(生まれてすぐくらいの)ナナフシを見てしまったんですねえ。
がいこつかあさんのお家はとても自然に囲まれていて、なんとナナフシ発生の
場所があるそうで。
…ウズウズ。
ナナフシをチビから育ててみたいぃ~!
ナナフシのちっこいの見つけたら、持って帰ってきてー!
っていうか、会社の人にも言うといてー!
と、相方に指令。 そして、ナナフシちゃんにおこし願ったわけです。
さて、このナナフシ。
色々検索して見ると、なんとも奇妙なのは見た目だけでなく面白い生態。
(ナナフシの切手もあるそうな。外国のだけどね)
まず。昨日のコメントでもくまちゃさんが書かれてたけど、
単為生殖するということ。
なので、オスのナナフシ君の存在は非常に稀で、大抵はナナフシちゃん(メス)
なのだそうだ。
ということは交尾をせずとも、子孫を残すことが出来るのね。
どこで読んだか忘れちゃったけども、外国ではナナフシを飼うのは
日本でかたつむりを飼うようなくらい、ポピュラーらしくて。
というのは、こういう生態であるから観察がしやすいんだろね。
うまくいけば、発生から脱皮、死んでいくとこまで見られるうえに、
臭いとか、騒々しさもないし。
かたつむりは以前どう書いたか忘れちゃったけども、雌雄同体なので
オスメスの区別はいらないんだけども、2匹入れてやらないと
増えることはないそうな。
まあ、2匹くらいはすぐにみつかるので、こちらもお手軽な観察体では
あるけども。
さて、脱皮といえば、このナナフシちゃん。
1つ特技がある。
ナナフシちゃん、なんとトカゲのように自分で、手足を切り離して逃げたりするらしい。
それくらいしないと、この弱々しい虫生き延びられないんだろうねえ。
なんて、ちょっと可哀相な気もするけど、なんのイキモノ。
こういうトカゲと同じ特技があるってことは。
トカゲと同じように、また生えてくるってことで。
↑これスゴいなあ~ってほんと思うですよ!
人間にはこんなこと出来ないからねえ~
そんな話を昨日も熱く語ったんだけども、家族聞いてクレナイ…
面白くないでスかー?っかしーなー?
すっごい面白い話だと思うんだけどなあ?
なんでかなー?
どっとはらい~