ひねもす日記

2009/09/06(日)14:56

藤城清治展へ

ひねもす・本/映画(199)

さてもさても。 昨日は久しぶりに街へ。(イナカモノなので、ついこう言ってしまう) 夏休み中から行きたいなあーと思っていた、京都文化博物館で開催されている 『藤城清治 光と影の世界展』へ子どもたちと行って来た。 以前にCだけ連れて『ミヒャエル・ゾーヴァ展』に行ったのだけど、その時に Cがそれなりに楽しめていたのに、味をしめてこれならA・B兄弟も 行けるかなあーと思って。 ちなみに相方は仕事。 休日に合わせて行っても良いんだけど、このお方 こういう展覧会は興味持てない人なので、連れて行かない事にした。 夏休みを外せば、そんなに混んでへんやろうという考えは甘かったー。 混んでたー。 けど、混んでいても観て良かったですよ!   パルナスのCMの影絵、と言えば年齢が限られるけど「ああ!あの!」と わかってもらえるだろうかな?あとは『みんなのうた』とかで、といえば 通じやすい? 影絵って、あたりまえなんだけど影絵なんだなあーと今回の作品展は よく観せてくれた。 印刷物は、あくまで印刷物できちんとキレイに見えるんだけど、影絵は 後ろから光を透過してる部分もきちんと感じてみたい。 今回、それをあまなく観る事が出来る展示方法で本当にステキだった。 しかも、「うわぁ!」と観る人みんなが声を上げていたのは、作品の 横に鏡を立てて、下に黒い水槽を置き水を貼った展示方法。 作品を水面に映して、合わせ鏡で観る事が出来るんだけど、これがもうもう 本当に幻想的で。 ちょいと失礼して顔を鏡の間につっこむようにして見ると、大人で 原理が解っていても、うわぁ!っと声を出してしまうくらい、不思議な世界が ずっと続いてる。 曼珠沙華の土手が描かれた作品は、それはそれは怖いくらいにその土手が ずっと続いて見えるのでウットリしてしまった。 Cは物語の絵が気に入ったようで、自分で解釈したお話をつけてずっと しゃべっていた。 Aは、最初来るのに気がすすまなかったけど、観始めると自分の気に入った 作品をパッパと観て回っていた。 Bは、そんなAの後ろを付いて歩きながら、時々わたしのとこにやって来て 「あっちにもっとキレイなんあるで!」と呼びに来てた。 彼らは自分が観たくて来ているわけではないけども、それなりに楽しんで 鑑賞する事を知って欲しいなあーと思って、連れて来たんだけども、 それにはとても良いタイミングで、面白い作品展だった。ラッキー♪ とはいえ、花より団子。 このあと、パフェ食べに行こう~! という鼻先のニンジンもよく効いていた ので、なかなかお行儀よく鑑賞できていたのは確か。(ま、そんなもん) パフェ抜きでも、「楽しかったねー!」と言ってくれる日が来たらイイナー と、思うけどまあそれはまだもっと先の話だろうな。 でもほんと『藤城清治展』良かったです。 どっとはらいー

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