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カテゴリ:英会話の習得
なにごとも継続するって難しい…特に飽きっぽい私としては…
(このブログは続くのだろうか…) 今日はその、「継続」について少々。 前々日のブログで私が子供時代、ピアノを習っていたことはお話ししましたが、ピアノだけは3歳から18歳までまともに継続していたわけです。 この時代ピアノはお稽古ごとの第一位で、かなりの子供たちがピアノ教室に通っていたと思います。私の姉二人もピアノをやっていました。 ですからずっと乳児のころからピアノの音だけは聞いていたのでしょうね。 3歳になる頃から、自分もピアノを習いたいと親にせがむようになりました。当然本気でピアノに魅かれていたとは思えません。3歳児ですから。 おそらくは姉たちの影響で、自分もやってみたい、という単なる興味だったのでしょう。 あんまりしつこいので、母親は私に言いました。 「ピアノは週1回先生のところに行けばいいのではなく、毎日毎日休みなく練習しなければいけないのよ?それができるの?始めたら、やめたりできないのよ?」と。 そんな判断力があるわけもない3歳児に、真面目にこう聞いた親もどうかと思うのですが…当然私は「できる!」と答え、習わせてもらえることになったのです。 先生のところに通い始めて…当然練習をサボり始める時期がきます。 そのたびに「約束」は水戸黄門の印籠状態で顔を出しました。 先生も厳しいかたでしたので、練習をしていないでレッスンに来ると、すぐに指摘され、きまずい雰囲気で嫌になっていました。 いやいや申し訳程度に練習をし、レッスンに通う日々。 生徒にとっては一大イベントである発表会も、私はチビ過ぎるという理由ではじめは出してもらえませんでした。 それでもなんとか小学校中学年くらいまで、その先生のところに通っていました。 ある日その先生が御主人の転勤で引っ越されることになり、 新しい先生を紹介していただき、そちらにうつることになりました。 行ってみて、眼から鱗でした。 今までは基礎ばかりやっていたのに、新しい先生から言わせると、もうできているから上の本に上がりましょう!と。 あこがれの、まともな曲を弾かせてもらえる!という状況になったのです。 それはそれは嬉しくて、飛び上がって喜んでしまいました。 つまらなかった家での練習も、喜んで何時間もやるようになりました。 新しいT先生は、他の生徒さんに対しても、楽しくピアノを弾ければ良い、という考え方で、私の前の先生のように基礎に重点をおいた教え方を良しとするタイプではなかったのです。 T先生から見れば、すごく上手に見えたようで、とても気合いを入れてその後指導してくださいました。 けれど…あとから考えれば、わかるのです。 私が嫌で嫌でたまらなかった前の先生のレッスンは、素晴らしいものであったことが。 おそらく基礎ならずして、ピアノはならず、という方だったのでしょう。 ある程度の年齢になっても、ハノンのような、指の訓練のための練習ばかりさせられていました。 当時は全く気付かなかったことですが、この基礎ができていたからこそ、T先生のもとにうつってからはとても楽に「曲」の演奏ができるようになったのですね。 T先生はその後、何度も音大受験をすすめてくださいましたし、それに沿った指導も時間外に無償でたくさんしてくださいました。コンクールなどへの挑戦の機会もたくさん与えてくださり、おかげで何度も賞をいただくこともできました。 残念なことに私は音楽に対して、競い合うことをあまり好みませんでしたので、音大にまで通う気になれず、一般大学へ進学しましたが、ピアノはずっと大好きなままです。 前の先生の素晴らしさを実感しつつも、やはりその先生にずっとついていたら、私はピアノ嫌いになっていたのではないかと思うのです。そして15年間も続けていることもなかったでしょう。実際2人の姉たちは、高校受験や中学の部活動を理由に辞めていました。 私はピアノに関してとても指導者に恵まれていたのだと思います。 いつやめてもおかしくなかった状況ながら、2人の素晴らしい先生に支えられて、ピアノを愛して続けることができたのですから。 そしてそれだけ継続したことによって、自分に自信もつき、コンクールなどの結果を残すこともできました。現在はピアノは弾いていませんが、よく聞いています。 今、英会話を子供たちに教えている私ですが、0歳~中学生までをみています。 今は私の教室では退学する子は転居など以外はほとんどありませんが、 他教室では結構多いようで… これはなんとも残念、というか、私から見れば、保護者はどういうつもりで退学させるのか?と思ってしまうのです。 他の習い事に興味を持ったから、という退学理由もあるようですが、ではそういう場合は習い事のリレーをしていく可能性が大ということでしょう? それではその子が大きくなった時、何も手元には残らないのではないかと思うのです。 一年程度で習い事を渡り歩く生徒さん、最近増えているようです。お金もったいないですね。 子供の将来を考えれば、「一つのことを一生懸命継続してやりきること」を教えることも重要なことだと思うのですが。 はたして、これで良いのでしょうか・・・? 私は一介の英会話講師。 子供たちの将来に、何の大したことができるわけでもありません。 でも、英語って、言語じゃないですか。単なるコミュニケーションのためのツールじゃないですか! だから…英語を正確に教える、ということ以外にも、英語を使ってみれば、こんなことができる、あんなことができる!という夢を広げるお手伝いをしていけたら良いな~と思うわけで。 継続してやっていくには、こちらにも工夫が必要ですし、アメとムチも必要だと思います。 私のクラスでは、小学生以上のクラスでは、私は結構生徒に恐れられています。(怒らせたら大変、と) 私以外にも外国人講師がいますのでね、外国人講師はただ優しくて楽しい先生、というキャラクターを作ってもらってやっていますから、子供たちは恐れることなくなついています。でもね…私は悪いことしたら、怒鳴りますし激怒してさしあげます。大泣きする子もいます。高学年の生徒に対しては、「来週までにコレ覚えてきてね」と「え~っ」と言われる宿題を出すことも。 それで子供たちが次から嫌がるかというと、全然そんなことないんです。保護者の方にお話を聞くと、怒られたのは仕方ない、とみんな言ってくれているそうで。 こういうのって、指導している側からすると…泣けちゃう感じですね。 じ~ん 長々読んでくださったかた、ありがとうございます。 最後に少し英語の本のご紹介。 FROG AND TOAD TOGETHER(B):LEVEL 2 [洋書] 邦題「ふたりはともだち」だったと思います。 がまくんとかえるくん、仲良し二人の楽しい5短編です。 【バーゲン本】 Gaspard and Lisa's Rainy Day [洋書] 日本でもおなじみ、「リサとガスパール」の絵本 雨の日におばあちゃんのお家に行ったけど、退屈して… という、今からの梅雨の時期にはピッタリの絵本 Import SESAME STREET セサミストリート・洋書絵本・Elmo's Little Playhouse・エルモ他 子供達の大好きなエルモのミニボードブック 10センチほどなので、お出かけにも◎ 段ボール箱でプレイハウスを作ろう!という簡単な英語の本 インポート 機関車トーマス・ 洋書絵本Thomas the Tank...・(輸入セサミストリートグッズSESAMEYA) 男の子ならトーマス好き♪ これで楽しくINやOUTなどの単語を覚えましょう☆ 輸入セサミグッズ SESAMEYA.com 直輸入なので、海外でよく見かける玩具兼絵本なんかも多いです♪ 私も海外に行った時に買ってきたものがたくさん売っています! 楽しいものがたくさんですよ~★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 29, 2009 02:59:35 AM
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