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カテゴリ:本日の教室
本日の教室。今日も元気に子供たちがやってきました
とある幼児クラスでの出来事。 もともと元気いっぱいオシャベリちゃん達のそろったクラスなのですが、今日はそのうちの一人S君、前のクラスがまだ終わっていないのに、教室のドアにへばりついてのぞき窓に顔をはりつけて終わるのを待っていました。 ああ、何かあるんだな、とは思ったんです・・・。 幼稚園で何かあって、話したいことがあるのかな?とか。 さて、前のレッスンが終わって生徒さんがみんな出て行き、そこでお母様達とレッスンについて説明中・・・ 「Helloね~、せんせ~、見て~」とスゴイ勢いで突進してきたので、 「ちょっと待っててね、今せんせー、お話してるから、終わるまで待てる?」と言って止めた。そしてしばし前のクラスのお母様方とお話。 終了 で、S君はどうした と思ったら、前のクラスの女の子とそのお母さんをつかまえて、一生懸命何か話している。 しかしその子もお母さんも、ヒキまくっている 「あ、どうしました~?S君、お待たせ~、なに持ってるの?」と寄って行くと、手には虫カゴが・・・。 ヒキまくっていたお母さんと女の子は、「虫、ダメなんです・・・」と。 それはそれは可哀そうだった。 女の子の方は、露骨にイヤ~と言っているのに、S君、馬耳東風・・・。虫カゴの中に夢中で、自分も虫カゴを見つめながら、必死に彼女に虫カゴを押しつけて「見て見て」と見せている・・・。 これが今はやりの(?)KY?とか思いました。(いや4歳児に空気は読めませんけどね) 早々にその親子様にはその場から逃げていただきました。 男の子って、ヒトの話聞かない・・・ 実は虫カゴをチラリとのぞいたけれど、土が少し見えただけで虫の姿はなかったので、アリかダンゴ虫か何かだろうと思っていた私。 「で、何捕まえたの?カブトムシにはまだ早いよね?」と聞くと、 「カマキリ」 はい 「いないじゃん、カマキリ・・・」 「いるよよく見て」とS君。 そこでS君のお母さん登場。(ずっとそばで見ていたんですが、発言はなしでしたので) 「いるんですよ~小さいのが~2匹」 いるのか・・・ まあ、よく見たら、いました。 8ミリくらいの茶色のカマキリ×2。 とりあえず、よかったね、と言ってレッスンを始めるべく教室に他の生徒さんを入れていたら、S君の手には虫カゴがまだ・・・。 連れてくるんかい どーしても離さないS君。 レッスン時間が始まるし、S君だけにかまっていられない私。 (お母さん、預かっとくから教室にカマキリはダメだよって言ってくれないのか…) 仕方がないから、 「じゃあレッスン中は本棚の上に虫カゴを置いておこう。だって、虫カゴが倒れてカマキリさん、迷子になったら大変だから、ね?」と説得。S君、納得してくれて良かった…。 ホントに教室の中で放牧されたらたまらないからね。 そしてレッスンが終わりました。 みんな元気に、「See you !」と言って靴を履いて出て行きます。 そしてS君も元気に手を振り・・・って カマキリは 「あ、忘れてた」・・・ってアナタ も~、もし私が言わなかったら、私は一週間そのカマキリの面倒を見なきゃいけなかったの~ 頼むよ、S君 教室に一緒に入らなきゃいけないってほどに、あんなに執着してたくせに、なんで雨の日のカサみたいに自然に忘れていくんだ・・・ も、せんせー、腰が抜けそうです・・・ かわいいんですけどね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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