2011年9月13日 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
この動画の話題は、注目されている小出裕章氏積年のテーマです。私が、この論を耳にしたのは88年の大阪、天満橋の学習会だったのですがなんというエキセントリックな論だろうと感じた記憶が蘇る次第。あれから25年を経過して、いまだにこの話題はカギ括弧にいれている。つまり、小出裕章氏流の考え方は取り上げない事が妥当だと考えた。考えたのは25年前なので、この話題が再び現れること自体が面妖な気分に陥る。ただ、改めてこの問題を取り上げざるをえない状況が登場したという事は認めざるをえずこの一連の動画は、学びが多い。ここしばらく私が紹介している様々な動画の中でも、とびきり高い品質の学びがあると申せます。ただ、老婆心,,,いつもながらの老婆心ですが、このイベントを企画している人たちの背景にはかなりきな臭いものを感じます。これは論ではなく、日常でかなりの頻度でご当地滋賀に子供を放射能から守る全国ネットワークに関与して、地域で動いている人たちの反知性主義的な運動性、体育会性に接しての話。動画に登場する森啓太郎氏と、その活動の基盤と表示されているわけですが,,,そのフランチャイジー側の、盲目的な立ち振る舞い。目にあまり辟易です。関東勢が、WEBリテラシーが高いとしてもその活動の非倫理的なあり方はここ数年観察して来た経緯から若手よりは私なりに視力が利く面があるわけです。まず、この講演司会の今井一氏。善意で動いておられるにせよパネラーの森啓太郎氏らの挙動には当分のあいだ警戒心を抱かざるをえない。WEBで姿を現した際の話題の中味とは違い、日常の振る舞いを言っています。どう考えても納得しがたい挙動の人たちを、大挙して動員している極めて特殊な動きだと思っています。