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2004年08月09日
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楽天日記に、はねられつづけて整然と投稿する意欲を削がれた。
日曜日の報道特集で、あのカクレクマノミに代表される熱帯魚の今
を取り上げていた。しかし、最近の報道特集って全体に鈍い感じが
してならない。田丸美寿々世代になってから、どこかの放送局の
番組のリメークみたいなものばかりで独自にテーマを追っていると
いうような迫力がすこぶる低い。

しかし、この海洋汚染と日本の熱帯魚ブームの相関はかなり以前から
伝えられていた。今回の報道は、まったくスクープ性がなく、またも
状況を後追いしているという印象を強く感じた。

70年代から、原発の問題は同じことがらを旋回している。なにも
変わっていない。

日本先住民であったアイヌは民族としても水を汚すことに対して実に
繊細な恐れの感覚を抱いていたと聞く。彼らは、大地も自然も汚すこと
なく何千年も日本の国土を養ってきた。ところが米を喰らうわれわれの
先祖はどうも水を汚すことが大好きらしい。「米を研ぐ」のも水を汚す
作業だし、なんでもかんでも「水に流す」という神をおそれぬ所業を
好む。神社にゆけば口を漱いで、穢れを落とすということなのだけれど
落とされた「穢れ」の方は、水に流すのだ。

アイヌ民族は、日本人の祖先がまだ大陸を追われて日本海を渡ってくる
はるか以前からアリューシャン列島をわたりイヌイットともなり、南下
してはアメリカインデアンとなった。南米のペルーのメヒコ(インディオ)
も遺伝子的には同じ。彼らの特徴はみごとに水を汚さない。




カクレクマノミに限らず、熱帯魚ブームとやらで大量のシアン化合物が
熱帯の海にまきちらされている。ようするに需要期に必要な規模の熱帯魚
を空輸してでもまにあわさなければならないために貧しいアジアの漁村が
あわてて金属メッキなどに使用する青酸ソーダのようなものを希釈して、
くりかえし海洋にながしてまで熱帯魚を集めている。

実は、田丸美寿々らは今ごろ気がついたように言っているがこの件だけでも
相当以前から繰り返し行なわれている知れ渡った話である。

大阪に、海遊館という近鉄系が経営するドデカイ水族館がある。

こちらの熱帯魚を含めて、海外の魚類の収集に際してアジアの漁民による
海洋汚染は相当話題になっていた。つまり、台湾などの漁民が珊瑚礁へ大量
の青酸、シアン化合物をまきちらして沿岸部の海底中の自然環境が極度に
悪化し、珊瑚礁が続々死滅していると環境保護団体は伝えていた。

しかし、例によって例のごとく朝日、読売、毎日はまともに報道しては
こなかった。いまごろ「ファインディングニモ」にかこつけて忘れた頃に
報道特集がアリバイ証明を行なおうとしている。


とかく、日本人は水や海を汚すことに躊躇がない。
原子力発電所の冷却水は、放射能核種をいっぱい吸い込んで日本海に垂れ流し。
なにしろ日本海側の原子力関連施設が廃棄する冷却水というもの。汚染物質
だけではなく、熱までも捨てている。この廃熱たるや膨大なもので日本海全体
の海温を2度も上げる力があるという。

ほかならぬ田原総一郎の「原子力戦争」という本に書いてある。
この本が発刊されたのは1973年だ。
日本のジャーナリストも、垂れ流し体質は変わらない。




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最終更新日  2004年10月10日 20時35分33秒
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