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大阪のおばさんは、「振り込め詐欺」にかからないのだとか。
大阪では全国の被害届のわずか1%に満たないという。 この守りの堅さは、いったいなんなのだろう。 一説には大阪弁のバリアがあるという。 他府県からみると、大阪弁はひとつにみえるらしい。 吉本興業などが大阪弁をメデアを介して全国に伝播させている と思われているが、大阪弁とはそれほどシンプルなものではない。 自分などが、おそらく生涯についに一度も使わない特定地域だけ の表現コードもある。また、大阪でも船場ことばの上品さは到底 わたしのような戦後世代には使いこなせるものではない。 大阪のおばちゃんは、それらの大阪弁の微妙な差異をたちまち かぎつける。大阪で育っている詐欺師でも、大阪弁をすべて 使いわけできるわけでもない。警察官の用いる大阪弁も、息子 世代の大阪弁もやはり微妙に違う。違いが、そのまま個性を形成 できるという面もあるのである。 無論、金銭でのコミュニケーション力が桁はずれて高いという面 もある。噂では100円均一ショップで値切るのは関西のおばちゃん だけだとか。いや、そんな噂を耳にして、あの方々だったらやり かねない、と思わせる迫力がある。また、値切られても店舗側が 諦める。店側も黙殺などせずに、楽しんで迎撃する。そんな風な コミュニケーションが他府県に比べてまだ温存されている地域で あるわけだ。 今回、オレオレ詐欺とか振り込め詐欺とかの全国的大流行が俄か に大阪の高いコミュニケーション力を浮き彫りにしてしまったとの 感がある。 スカイプ仲間の輪が広がっています。 シャルドネ☆のIDを登録してみて ください。愉しく御話してみましょう。 スカイプID:chardonnay99_jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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