カテゴリ:お山に雨が降りまして
ここの処、楽しい毎日を過ごしている。
週末は、大阪。5対2で湖北と大阪のピストン。しかしその移動方法が 自分の場合、尋常ではない。あのヤマハマジェスティで今日も大阪から 湖北へ。これはやってみないと分からない痛快さだ。 走っても、走っても目的地に到着しないというような感覚。 そして、今日の琵琶湖は涼しい。 道路際の表示では、気温が20℃となっていた。 しかし、体感はスクーターでの走行の場合まず2~3℃低い。からだは 16℃ぐらいの大気を走っているような実感だ。バイク好きな人は、 わかると思うが刻々と風や大地のにおい、気温が変化してゆくのを常に 体験できる。セダンで移動しているのとは決定的に違い情報量が多いのだ。 だから、バイクに乗っている。知らない人は、大阪から湖北までバイクで 移動する人間の気持ちが分からないと思う。ところが、当人は移動する事 そのものが「愉しみ」なのである。 今日は、5時に大阪を出て9時ごろに湖北に到着した。ほぼ4時間、たっぷり と愉しめた。山科、大津を越えて浜街道を行くころには道路を独占状態。 前にもあとにも車輌はなく、湖岸を延々と走っているとその存在感の大きさを 実感できる。彦根に近づいて湖岸道路を走っていると、空恐ろしいほど巨大さ が痛感できた。これは畏怖の感情を引き出す。ど鈍い自分が感じるぐらいだ。 古代から、この湖の畔で暮らしていた人たちが畏怖の念をまったく抱かないで 暮らしていたとしたら、そちらの方が不思議だろう。 大阪にいては、琵琶湖を意識することはほとんどない。しかし、大阪の街が どれほど琵琶湖に依存してきたのだろう。大阪の人間は、いちどはスクーター にでも乗り琵琶湖を一周してみるぐらいでもバチはあたらないと思う。 補足しておくと、自分の宿から長浜まで一時間に一本のローカルバス。 その代金は380円ほどである。今日、大阪から長浜まで消費したガソリン代 は、大体400円前後だろうと思う。ガソリンが高騰しても、スクーターの 燃費の良さには驚く。ちなみにJR料金では、2000円近くなる。長浜から タクシーで、また2000円強がいる。比べ物にならない安さだ。時間に ゆとりがありさえすれば、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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