カテゴリ:お山に雨が降りまして
村上容疑者、インサイダー取引の犯意認める供述
よほど愚昧でなければ、あの報道された記者会見で村上に同情するような感覚は 考えられない。犯意を認めたというのは、犯意を認めざるをえないほど追求を 受けたということかもしれない。 村上容疑者は5日の逮捕前の記者会見で「(大量取得すると)聞いちゃった」などと偶発性を 強調し、ライブドアの意向を明確に認識したのはもっと遅い「昨年1月28日」と説明した。村上 容疑者はこうした主張を覆す供述を始めたとみられ、重要事実を認識した後で同放送株を 購入したインサイダー取引の犯意を事実上認めた形だ。 誰でも理由があれば嘘をつく。一番凄いのは、本人が嘘をついている自覚がないまま嘘を つくという人種だ。フランスでカルトに指定された某政権与党支持団体などには、その 種の人間が多い。彼らから直接聞いたが、毎朝南無妙法蓮華経を、唱えていると心身が 高揚してきて嘘をついている心の咎めも一緒に失せていくのだという。そこで一緒に題目を 唱えてみないか、などと言われたりなどする。しかし、犯意を抱いていた事実がありながら、 なお嘘をつく男というのは、救いがない。心の咎めよりも優先すべき利益確保のテーマが 上位にあるのである。ある意味では、拝金カルトと呼ぶしかないではないか。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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