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2006年10月08日
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おきにいりの脳物理学者でテレビ頻出な、茂木 健一郎先生だがなかなか面白い事を言う。

老人になるとボケるものだと、世間では思われていて確かにボケるわけなのだが、自分のように
子供の頃からボケているのもいるわけで、老人だけがボケるわけではなさそうだと長年思っていた。

先生の言うには、老人が減退するのは「意欲」であって、脳機能ではないのだそうだ。
老人は、むしろ記憶も脳のさまざまな集約度も高くなり人生最大の記憶編成力、そして脳その
ものが「自発的に活動する臓器」であるという特性についても、若い時代より劣ることはない
らしいので、意欲的な老人はむしろ老いてハイパー化すると考えてもいいのかもしれない。


そういえば、数年前に読んだ糸井重里と脳生理学者の池谷裕二先生の対談集「海馬」
のサブタイトルは、<脳は疲れない>というものだった。これもショッキングなコピーで、
糸井の仕事が束になっても、こんな衝撃的なコピーにはなかなか遭遇できない。なんと我々
の首の上にあるものは、一切疲労しない臓器なのだというわけだ。これは幼児だの老人だのと
問わないものらしい。疲れたと思っているのは、脳ではなく眼なのだというのが池谷先生の
ご意見だ。なにせ東大理科一類に現役ではいり、その後も興味が湧いたと東大薬学部
へトップで転入したという、伝説の秀才がいうのだから、本当なのだろう。


長生きはするものだ、と思うわけだが笑えるのは最近病院でご老人が医師に向って、
「わしは、長生きしたいと思っていない」と、訴える風景が増えているという風聞だ。
虐待され、食べたいものを食べられず、注射づけ、薬づけされてバカらしくて長生きなど
してられるか、という事らしい。


まあ、まもなく日本の金融資産は根こそぎアメリカに持って行かれるらしいし、またしても
親米ポチの骨頂みたいなのが内閣総理大臣になった。年金は、破綻しているどころか
自分らの時代には、出るのかどうかも怪しい。烈しく減額せねば、若い世代がやってられぬ
という説もある。海外からできるだけ貧困な方に大挙して日本に移民して貰い、競って子供
でもつくって貰わないと間に合わない。ならば日本におろうが、海外で暮らそうが大差ない
時代がやってくるわけだ。

65歳を過ぎて、英語やスペイン語、中国語を学ばないといけないと言われても不思議はない。
脳科学者は、大丈夫十分やれますと言っている。


ついに70過ぎになった、あの鬼才筒井康隆がまたブッソウな作品を出して売れているそうだ。

作品では、「老人相互処刑制度」(70歳以上の老人達に殺し合いをさせ、そのことで増えすぎた
老人人口を調整する法律制度)が施行されういに2年も経過した日本。同制度は、ある地区が
行政から指定されると地区内対象のすべての老人が、1か月の間に最後の1人になるまで互いに
殺し合うことを義務付けている、などという。例によって例のごとくの仰天筒井ワールドの再現
である。それが結局は、若者の負担を軽減し、国民年金制度を維持させ、少子化を相対的に解消
させるという底抜け脱線な思想でできた法律が、早く死んでくれと囁きかけて日本の老人を揺さ
ぶる。


たしかに、脳の高次機能か低級機能かは存じ上げないが他者に向けての殲滅をも躊躇せぬ
最大の生物的な徴表は、やはり攻撃性だろう。脳科学者らは「おすすめしませんが脳は相応に
ご期待に副えることでしょう」と、まあそういう意見らしい。そのように推量した。












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最終更新日  2006年10月08日 20時34分21秒
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