カテゴリ:お山に雨が降りまして
第二の論点であるマクロ経済政策に言及しておこう。安倍政権は財政健全化について、「成長なくして(財政)改革なし」と主張している。この主張は2001年に小泉政権が発足した当初から私が主張していたものである。小泉首相、竹中経財相は「改革なくして成長なし」と唱えてきたのである。これが私と小泉政権のマクロ経済政策運営上の最大の対立点であった。 その何よりの証左が小泉政権末期から提唱され始めた「成長なくして改革なし」の基本路線である。この基本路線が「改革なくして成長なし」の基本路線の正反対であることを、改めて明確に確認しておく必要がある。 安倍政権が正しい基本路線を提示していることは歓迎すべき点である。だが問題は現実のマクロ経済政策の実体である。 安倍政権は「技術革新による生産性向上」、および「労働市場の効率化」による成長率の引上げを提唱しているが、これはあくまでも「中期的」施策である。 積極財政は必要ないが、行き過ぎた緊縮財政は弊害が大きい。これが1997年度、2001年度の教訓である。具体的政策内容の早期の軌道修正が求められる。
りそな銀行を利用して、小泉と竹中がどれほど日本国民の血で購った税金を「ヤ」の字や、バブルスター、そして自民党の怪しい先生らのフトコロに注ぎこんだことか。 これに、対立点をはっきりと抱いていたとするこの先生が白色テロを食らうのは避け難いというのは分かるような気がする。 あの近畿郵政局を舞台にした、高祖憲次参院議員の選挙違反検挙に小泉純一郎と秘書飯島勲サイドの警察への使役に近い強い圧力があったのは、自民党大阪府連関係者から直接聞いている。 政権とれば、どんな真似でもして異論反論叩き潰せるものだ。 ↓クリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月04日 23時06分56秒
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