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2007年02月24日
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昨日の朝、のどが発赤した。

久しぶりの風邪引きらしい。滅多に風邪で寝込んだことがないし、2月でも半袖で暮らしている。汗をかいても、すぐに着替えるし思い当たることもない。ただ、前夜に風呂に入って着替えする前にメールチェックに手間取って、からだが冷えた。そういえば寒気がしていたように思う。

 のどのイガイガは、風邪の兆候のさきがけだろう。

 小林製薬ののどヌールスプレーを以前購入したのを思い出した。ご近所のドラッグストアへ行って、さがしたがふと浅田飴が類似品を作っているのを発見する。こちらは、のどクールスプレーというらしい。いかにも、小判鮫商法という印象がする。

 しかし、小林製薬とどこが違うのかと好奇心が湧いた。

そこで、この浅田飴のスプレーを購入した。使ってみた。

 決定的な違いを発見する。これは凄い。のどの内部に、綿棒や他のスプレーを使ったことがある人は、所望の箇所に薬液を塗ることに相当苦労されたご経験があると思う。

この浅田飴の製品は、素晴らしい。のどの中のすべての箇所にみごとに「全弾命中」である。不器用な人でも、2度3度反復してノズルをプッシュすればまず確実に薬液がのどの中に的中する。

龍角散も、のどがむせるので一度で購入をやめた。トローチも、飴玉を口にするのがうざい。スプレーが登場したときは、すばらしい知恵だと思った。しかし、思うように薬液が届かない。綿棒は、えずきそうになる。

これだけ正確に薬液がのどに届くとはまったく思わなかった。

これは容器の形状が、実現したものだろう。スプレーノズルにも工夫がされているフシがある。まず、形状があごを固定して照準をはずさないようになっている。しかもノズルから噴出する薬液は、適量で余計な消費をしないように薬滴は、適正量しかでない。ノズルの角度は指先で自由に選べる。これがすべてのどの適正位置に薬液を命中させるということにだけ集約して編成されているのだろう。

 実は、数年前この種の薬液や化粧品の容器をメーカーに搬入する商社に関与していた。量産品であるこれら容器が、どれほど人間の職人芸と呼ぶべきアナログな世界を通過しているのか。いやというほど思い知った。まず金型。金型設計。そして、設計どうりに製品が機能するのかを、試作品で補正する。金型を削れば緩いものは締まる。しかし一度削った金型は元に戻すことができないのだ。ギリギリでの追求が進む。その果てのこれらの製品容器の基本性能が決まる。たとえばペットボトルの開栓だって、簡単にねじ切れるものもあれば、堅くて開きにくいものもある。大手メーカーだって、社外に依頼しているのだ。その向こうには、無名の日本人職人たちが黙々と動いている。

 今回、たまたま浅田飴ののどクールスプレーを利用しただけだが、このモノづくりマインドがまだまだ冴えを失っていないのだと嬉しくなってきた。こんな凄い出来ばえはアジア製品では、ここのところ日本製が最高だろう。昇竜の勢いだといっても、中国製品ではこうは見事に決まらない。

浅田飴をほめているのではない。この容器をつくった業者、職人を絶賛したい。どうせ浅田飴は、この容器を外注にして原価を叩きまくっているに決まっている。その外注先が凄いのだ。少しはモノづくり日本の凄さをささえるこのような外注業者の技倆を正しく評価をしてやれ、と言いたい。







のどクールは、楽天でも売っていた。

次回から、楽天で買ってもいいのだろうか。

考え中である。

 

 






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最終更新日  2007年02月24日 10時42分58秒
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