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2008年04月12日
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80年代後半に、尊敬する女性から激賞「購読推奨」された週刊誌「SPA!」を時折買う。
自分は、原則週刊誌を購入するとか読むという習慣がない。

小学生時代に、週刊読売を2度。20代までで、平凡パンチやプレイボーイを数度。月刊誌の購入頻度に比べると遥かに少ない。30代になってからも、せいぜい週刊文春とポストを数えるほどしか購入したことがなく、やはり週刊誌とは相性が悪いように思う。衝動買いや、無駄遣いをすることの多い自分が、それでも無駄だと思うのが週刊誌の購入だ。


ところが、その女性はいかに週刊SPA!が秀逸なのかを懇々と説明してくれた。


自分的には、週刊SPA!とは所詮は週刊サンケイの「化粧直し」ではないかという程度にしか考えていなかったので驚いたものだ。初代編集長の宇留田俊夫は、どうやらあの田丸美寿々の不倫スキャンダルを取りざたして、田丸美寿々を叩き出した人物らしい。田丸の庇護者だった日枝久も庇いきれず田丸は、フリーへ。サンケイグループは、むかしから賑やかで眺めている分には愉快だ。


その程度の認識だったが、その人の言うにはあの宮崎勤事件での報道の際に発売されているすべての雑誌、週刊誌を精読したらしい。そして、他の週刊誌ジャーナリズムに圧倒的な水をあけてダントツで週刊SPA!の取材力が秀逸だというのである。その後も、定期的に読んでいて取材の水準に波があろうとも編集方針が維持されていると太鼓判だった。



個人的には、週刊SPA!の成功は報道取材の「外注の成功」なのではないかと思っている。つまり、WEBにおけるブロガーと同様に比較的市井の人や、素人に近い取材レポートがそのまま報酬を得ながら(一種の「賞金稼ぎ」みたいに)そのまま紙面に反映してしまうというような構造があるようだ。これは進んでいるのか、メデアとしての後退なのか。比較的編集が、ライターに対して超越的な姿勢を慎重に避けているような印象だ。それが成功するようなテーマも、あるのかもしれない。



つまり、ランキングの低かった週刊サンケイが素人に毛の生えた程度のレポーターに取材記事をかかせたら、結果的に一番ジャーナリズムの真髄に近かったというようなことなのだろう。
それならば、楽天ブログも捨てたもんじゃないと思うわけである。













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最終更新日  2008年04月12日 18時20分22秒
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