カテゴリ:お山に雨が降りまして
昨年、早々と国家破綻の兆しを示したことで衝撃が走ったあのアイスランドの「経済破綻回避劇」。
これが、またしても再燃? それでなくても世界は、カチカチ山状態。 アイスランド国債が、よりによって、、、世界恐慌の引き金になるのだろうか? というよりも「引き金」が多すぎて到底その強弱大小など判別は不可能。 ここまでくれば謀略もへったくれもない。仕掛けているヤカラも、仕掛けられた側も火砕流の前で立ち尽くすような仕儀だ。 アイスランドに緊急融資、経済破たん回避へ北欧3カ国が15億ユーロ 5月16日(ブルームバーグ):アイスランドは16日、デンマークとスウェーデン、ノルウェーの中央銀行から緊急融資15億ユーロ(約2430億円)を受け入れた。通貨クローナを支え、同国経済の破たんを阻止する。 クローナは今年に入ってから対ユーロで最大26%急落。北欧3カ国が融資枠を設定したことが好感され、16日の市場では一時、前日比4.7%高となった。 ダンスケ銀行(コペンハーゲン)の新興市場担当チーフストラテジスト、ラース・クリステンセン氏は緊急融資について「金融市場の安定に役立つが、アイスランド経済の基本的な不均衡は是正できない」と指摘した。 緊急融資によりアイスランドの外貨準備高はほぼ倍増し、クローナを下支えするとともに、同国中銀は利上げを休止できるようになる。アイスランド中銀は、同国経済が一連の利上げで来年にリセッション(景気後退)入りするとの見通しを示している。同中銀は政策金利を過去最高水準となる15.5%に引き上げたにもかかわらず、4月のインフレ率は18年ぶり高水準の11.8%に上昇した。 世界的な信用収縮の影響でアイスランドの商業銀行が同国中銀に援助を仰ぐとの懸念が強まる一方、中銀には支援するだけの十分な資金がないことから、クローナ相場は下落していた。4月末時点の外貨準備高は2068億クローナ(約2930億円)となっている。 アイスランドの3大銀行の資産総額は11兆4000億クローナと、同国経済の9倍近い規模。最大手のカウプシング銀行の保有資産の87%は外貨で構成されている。 アイスランド中銀は22日に政策金利について発表する。 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori hfujimori@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月18日 03時27分03秒
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