カテゴリ:お山に雨が降りまして
世界で感染が広がっている豚インフルエンザのウイルスが人的ミスによって生まれた可能性を、オーストラリアの科学者が指摘した。これを受け、世界保健機関(WHO)が調査を進めている。
ロシュ・ホールディングの抗インフルエンザ薬「タミフル」の開発に携わった経歴を持つエードリアン・ギブズ氏(75)は12日、豚インフルエンザについてインタビューに応じ、科学者によるウイルス培養や製薬会社のワクチン製造の過程で利用される卵で偶然発生した可能性があり、それに関連したリポートを発表する意向だと述べた。遺伝子の青写真の分析を通じてウイルスの起源を追跡する過程でこの結論に達したという。 WHOはギブズ氏の研究に関する資料を先週受け取り、現在精査中だ。WHOのケイジ・フクダ事務局長補代理が11日のインタビューで明らかにした。 ギブズ氏は、豚インフルエンザの遺伝子構造分析に最初に携わった科学者の1人。細菌の進化過程の研究で40年の実績がある。同氏はウイルスの起源を特定できれば、感染や発症のメカニズムをより良く理解できる可能性があると語った。 一方、米疾病対策センター(CDC)は、ギブズ氏の研究に関する資料を受け取ったものの、同氏の指摘を裏付ける証拠はないとの結論に達したという。 豚インフルは人的ミスの公算も、豪科学者が指摘-WHO調査進める 5月13日(ブルームバーグ): 皆さんは86年5月の雨を浴びたことがあるだろうか? 自分はあの年の5月の雨をはっきりと記憶している。その「体験」が、自分自身に与えた影響については強い自覚がある。数年を経ずして自分の世界観を根底からひっくりかえしてくれた。1986年4月26日大気圏内を循環した熱核戦争勃発並の高濃度汚染物質が「生物濃縮」のプロセスをへて最大の環境リスクを呈し始めた。その瞬間に、この国の厚生省はNHK等の報道機関を通じて「安全宣言」をぶちあげたものだ。日本国土に配された60基になんなんとする原子炉を背景に考えれば報道が真実を国民に告げることはありえないと知った瞬間だった。自分はひたいに落ちてきたあの年の5月の雨の感触を終生忘れないだろう。 SF的なまでのカタストローフ・・・求めさえすればこの地上ではまったく不自由しないほどの数の事例が転がっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月14日 05時26分09秒
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