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2012年02月11日
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この映画を賞賛すると、周囲から怒られる事が結構多い。
心に弱さを持っていると、確かに「ハマりやすい」素材に事欠かないのです。
これはある意味でカルト的映画だと思う次第。

もし抗わずにこの映画のセンチメントに漂っていられると極めて快適です。

舞台は、まるでチロリン村みたいな町内会です。
ですが、こういう気分の町内会がたしかにあったような気にさせられてしてしまいます。
ただし、あくまでそれはこの映画の視点を須賀健太君演じるあの古行淳之介少年に措いた「私の都合」に限ってだと個人的には思っています。


あの時代には、難民のような気分においやられた自分のような心象の少年はきわめて多数存在していた気がします。

少年向け冒険小説を書いている崩れインテリの竜之介氏が乱作する作品のファンだった、というデタラメな設定が凄い。
こういう極限のご都合主義が、なぜかこの作品の場合私のツボにハマってしまいます。

たぶん、古行少年は大人にはなりきれず。
ずっとあの時代の少年のままで還暦を迎えたりしてしまうのではないか、とか。
勝手な妄想が脳裏を過ぎります。

そんな「デタラメな設定」は、この映画の批判者のさらしモノになる部分だと思うのですが
私には、なんとか庇護したいこの映画の「弱点」です。


あの時代の後ろに、いつもキレイなお姫さまがいたんだと信じたいのです。
二十世紀を描けているかというと…
これは無理な相談です。

この映画で癒される、というのはつまり既にかなり壊れてしまっているのだな。
不覚にも、そう思わされてしまう映画です。








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最終更新日  2012年02月12日 00時17分32秒
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