カテゴリ:ハープの話・豆知識
今日はハープの運び方のお話をしたいと思います。
ハープは、演奏する会場にハープがある場合は、そちらを使用しますが、 たいていの演奏会場では、ハープは置いてないので、 演奏家が業者に頼むか、自分で運ぶかして、車で持ち込みます。 ハープは、高さが約180cm、重さ40-50kgある楽器なので、 女性1人で運ぶのは、すごく大変です。 自分で車を運転できるハーピストは、 自身の楽器を運んで持ち込む方もいらっしゃいます。 ですが、私は車の免許も持ってないし、 自分の楽器を運ぶとなると、楽器が傷がつかないか心配したり、 重い楽器を運んで、手が疲れてしまっても困るし、 演奏前に気力と体力を消耗しないため、 ハープの運搬は業者の方に頼んでいます。 運搬屋さんは、楽器にハープ専用のソフトケースをかけて、 車にハープを頑丈に固定して移動します。 ワンボックスカーで最大4台は入る工夫をしているようです。 運搬される方は、男の人で力持ちなので、1人でホイっと持ち上げて、 階段を上がったり下がったり、歩いたりできます。 そして、会場にハープと椅子と、弦が切れたときの予備弦と、譜面台を置いて、 演奏が終わるまで待機しているか、他の仕事へ行ったりしています。 弦は、常に張りっぱなしです。ギターのように弦をゆるめたりすることはありません。 移動や気候で、音程がよくかわるので、 演奏前には必ずハーピストがチューニングをします。 ですから、他の楽器とは大きく違う点は、 ハープは、どこかで演奏することが決まったら、 まず最初に、楽器の運搬方法を考える必要があることです。 私の場合は、運搬屋さんとコンタクトをとり、日程が空いているかどうか、 また、予算がちゃんと合うかどうか、お話する必要があります。 会場に行って楽器がなかったら、もう大変なことですから、 私がいても意味がないことですから、 とりあえず、会場に行って、ハープの姿が見えただけで、 いつもホッとひと安心します。 このようにして、私達は演奏をしています。 以前の日記で紹介しましたが、 こちらのサイトでは、ハープの運搬がわかりやすく、 おもしろく描かれているので、見てみてください★→Flash Animation それでは、また運び方で気づいたら補足します。 ブログランキングに、 ワンクリックお願いします! 時には野外に運ぶときも。。。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.10 20:46:50
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