カテゴリ:東日本大震災、ボランティア活動
相馬市松川浦漁港にあります、大川電機工業所さんの屋上より、 左手に見えるのが和食屋さん「斎春さん」です。 斎春さんにて、美味しいお食事をごちそうになりました!! 美味しいお魚を食べて、遠い昔、気仙沼へ行ったことを思い出していました。 和室で漁港を眺めながら、しばし、旅行気分に浸りました。 観光客が戻ってくると良いな〜と思います。 大川電機工業所さんはすっかり綺麗になりました!! 大川電機工業所はお船の電気屋さん。修理をしたりします。 震災当初の様子は、 2011年4月北上大さんのブログ、「よみがえれ!大川電機工業所」や、2011年8月の私のブログ「福島県相馬市の近況報告と写真です。」をご覧頂ければ、一目瞭然です。 部品のネジもひとつひとつ、ヘドロを取ったようです!!素晴らしい!! 路面電車の線路のようなものは「ドック」です。お船の駐車場のようなもの。 ここで船を建造したり修理をします。 地面にうめるコンクリートです。地盤沈下で70cmほど下がり、 満潮の時間には、地面が水浸しになるそうです。 地面には所々、ピンク色の印があり、その高さまで、地面をあげるのだそうです。 大川さんに、松川浦周辺を車で案内して頂きました。 動画は「震災当日、この船は津波に立ち向かい、 愛知県まで逃げて、2日夜かけて松川浦に帰って来た。」 という話を聞いているところです。 中村第二中学校の教頭先生も話してくださいました 「畳の上に座ったまま津波に流され、千葉県の銚子で助かった。」など、 皆、奇跡的な話ばかりです。 私は「お船が綺麗に戻って良かったな。」と気軽に思ってしまいましたが、 地元の方に言わせたら、 「こんなに沢山のお船があるのは異常な光景よ。 普通なら何日も漁に出ているものだから・・・」と、後から教えてくれました。 そうです。 松川浦漁港は9月より漁業再開の予定で、それに向けて頑張っていましたが、 東京でも問題になっています、東京電力の汚染水問題で、8月下旬に、 漁業は延期、となってしまったのです。。。 楽器や車と同じで、使わないと調子が悪くなるので、お船もエンジンはかけるようですが、 走らない車にエンジンをかけるようなもの。。 実際に漁業が出来ないということは、悔しくて悲しくて仕方ありませんね。 オリンピックも良いけれども、汚染水問題のことを解決して貰いたい、 と強く祈ります。 私は「努力したことは、無駄なことはひとつもない。」と思います。 松川浦漁港でとれた美味しいお魚を食べられる日を、私達は楽しみに待っています。 * 震災の爪痕を感じる場所も時々あり、しかし今は、町全体が綺麗になりました。 震災を忘れないように、モニュメント的なものを残しておくことも、課題のひとつのようです。 至る所にトラックや重機があり、復興が進んでいること、 それはとても有り難いことだと思います! (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.12 08:49:26
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