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テーマ:アニメあれこれ(26070)
カテゴリ:考察
鬼滅の刃 考察
煉獄杏寿郎さん ⚪煉獄さんの出身地は 東京府荏原郡(えばら)駒沢村で 現在の世田谷区に当たります 当時は今のように都会というより 水田や畑に囲まれた緑豊かな地域でした 現在では大学や住宅街、公園の多い住みやすい街となっています ⚪煉獄さんの年齢は20歳で 伊黒さんや不死川さん達よりも一つ年下となっています ⚪煉獄さんの身長は177cmで 大正時代の平均身長とされていた161cmよりも16cm高く体格にも恵まれています ⚪そんな煉獄さんの趣味は 当時の一般庶民の娯楽として栄えていた 能、歌舞伎、相撲観戦のようです 熱狂的に応援している姿が目に浮かびますね! ⚪煉獄さんの好きな食べ物は さつまいものお味噌汁です 煉獄さんはさつまいもが好きで さつまいもを食べる時は「わっしょい わっしょい」と言ってしまうみたいです このさつまいもを食べる時に言ってしまう「わっしょい」は 公式ファンブックで明らかになった情報です 普通に読んでいるとキャラクターの面白い設定で流れてしまうのですが 何か深い意味が込められた設定になっていそうですよね (1):わっしょい 皆さんは「わっしょい」という言葉の語源をご存知でしょうか? イメージや聞き馴染みがあるとすれば お祭りやお神輿などの掛け声で思い浮かべる方が多いと思います 「わっしょい」という言葉は 語源となったとされる意味が隠されています ⚪それは「和を背負う」という意味です この言葉がわっしょいの由来となっており言葉本来の意味として 「平和の心を皆で持つ」という意味があります さらに"わっしょい"というのはお神輿を担ぐときに 大勢の人が集まって力を合わせる時の掛け声として よく使われていますよね この通り 言葉の語源となった意味の通り わっしょいというのは皆で心を一つにして平和を成し遂げるという意味が込められています わっしょいという掛け声がお祭りやお神輿で使われているのも みんなで神様に平和や祈りを捧げていることからと考えると納得できますね 平和のために力を合わせるというのが主な語源となっている通り 作中に登場した無限列車編での任務では 炭治郎と伊之助が魘夢の首を見つけて切れるように仲間の指揮を取り メンバーの中で一番実力のある自分が誰よりも戦うなど 全員が自分の持つ力を発揮して戦えるようにリーダーシップをとっていました 直後の猗窩座戦で亡くなった後も 炭治郎が持っていた煉獄さんの刀のつばは 刀鍛冶の里で玉壺の攻撃から小鉄くんを守り 煉獄さんが死ぬ間際に語った「心を燃やせ」という言葉は 炭治郎の心に強く刻まれ強い敵との戦闘時など大事な場面では度々登場して心の支えとなりました 亡くなった後も炭治郎達を助け共に戦ってきたと言えますね このように「わっしょい」という口癖には自分が死んでしまったとしても 他の仲間の支えとなり平和を成し遂げる煉獄さんに当てはまる意味が込められていましたね (2):さつまいも 続いては何故 煉獄さんはさつまいもを食べる時に"わっしょい"と言うのか ということを考えてみましょう こちらも調べていくと 食べているさつまいもにも煉獄さんに関係する 様々な意味がある事が分かりました ⚪さつまいもはメキシコなどが発祥で 国々を巡って1600年頃に中国から 沖縄県や鹿児島の薩摩地方に伝わりました 薩摩での栽培が盛んになったという事がさつまいもの由来となっています 現在でも日本有数の生産量を誇っています その後江戸時代には日本が災害などに見舞われた際 大きな飢餓が起きました そんな時にさつまいもを栽培していた地域は飢餓などの被害を抑えることが出来ていました 戦時中から戦後にかけての食糧難の際にも さつまいもが主食として食べられていました というのもさつまいもは葉や茎も食べられる優秀な非常食になっていたのです ⚪さつまいもは荒れた土地でも育ちやすく長期保存も出来るので食糧不足に苦しんでいた多くの人々の命を救いました この通り厳しい環境でも育つさつまいもは多くの人々が命を救われた事になっています ⚪またこのさつまいもの特徴というのが「たくさんの実を付ける」という事です さつまいもというのは痩せた土地でも栄養を分けて全ての実が繋がった状態で 複数の実を付けることで厳しい環境を乗り越えて育ちます これはまさに「わっしょい」という言葉の通りですね どんなに厳しい環境でも一つではなく複数の仲間が力を合わせる事で平和を成し遂げるという事に繋がる事になりますね ここが鬼殺隊の 例えどれだけの時間や命が失われたとしても「繋ぐ」事で無惨様を倒すという信念にピッタリ当てはまります また、煉獄さんの死は炭治郎や他の鬼殺隊の仲間へ想いを繋げた事の象徴となっていた事になります ⚪さらにさつまいもの花言葉は 「幸運」となっています これはさつまいもが沖縄などの一部の地域以外では 日照時間が短くないと花を咲かせる事がなく さつまいもの花を見ることが出来たらラッキー♪という意味から来ています そのくらいレアなお花です (3):煉獄さんの誕生花 先程のさつまいもの花言葉と同様に 面白いのは煉獄さんの誕生日 5月10日の誕生花というのは 「デルフィニウム」と 「アヤメ」という花となっています この二つの花言葉は デルフィニウムの「貴方は幸運を振りまく」 「誰もがあなたを慰める」 「高貴」 「清明」 アヤメの「希望」 「メッセージ」 「よい便り」 という花言葉がそれそれにあります その中でも煉獄さんに関係する花言葉には 「希望、幸運、託す」というように 炭治郎達が強くなるためのきっかけになっていたり 強敵との戦いを支えた言葉だったりというのが 煉獄さん自身だけではなく花言葉にも隠されていて そしてその花言葉の通り 次の世代に向けた言葉が多かったというのが分かりますね! 今までの全てを繋げてみると 煉獄さんの存在というのは 鬼殺隊の希望であり煉獄さんを失ったとしても 次の世代へ託されて最後には幸福になるように繋がっている という流れだったのだと考察しています 煉獄さんの登場から死亡までがあまりにも早く短過ぎたのでは無いかなと感じた方も多いのではないかと思いますが 煉獄さんの強い思いがしっかりと繋がっていたということが 節々に伏線として描かれていたことが分かりますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.05 04:11:47
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