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2020.07.23
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カテゴリ:キャラ紹介
この映画の大きなテーマは「ラウルとファントムの間で揺れるクリスティーヌ」とも感じられる中
クリスティーヌはラウルを愛しながらもファントムの呪縛から逃れられないように描かれていますが

歌詞なども合わせると違う視点も見えてきます


実は、クリスティーヌは9割りくらいで
ファントムにハートをノックアウトされてる気がします

表面の作りとしては

1.ファントムを「音楽の天使」として信じ敬っている

2.ラウルと再会しラウルに思いを寄せる

3.ファントムに地下に連れて行かれ幻想の中へ
好奇心からファントムの仮面を取り素顔を見てしまい驚愕していました
ブケの殺人で恐れファントムの形勢は不利に

4.ラウルに愛の告白をされ気持ちはラウルへ

5.「マスカレード」の後「師の元へ戻れ」と言われと
ふらふらとファントムの元へ指輪を奪い取られる

6.墓地で再びファントムの元へ近付くがラウルに連れ戻される

7.地下の黙祷室でラウルと抱擁

8.「ドン・ファン」の舞台でファントムと熱い絡み
観ているラウル目がウルウルしていました

一見すると二人の男の間を行ったり来たりしているように見えますが

実はファントムを「音楽の天使」と信じていた頃は別として
地下室へお招ばれして以来クリスティーヌはずーっと
一貫してファントムへの父性愛や男性としての魅力的と見ていました

理由その1

ブケが殺害された直後クリスティーヌはファントムから
ラウルを守るために屋上に一緒に逃げる
その時の歌が「Why Have You Brought Me Here」

この歌はクリスティーヌが「ファントムがあなたを殺すかもしれない」と訴え
ラウルは「ファントムなんていない」とクリスをなだめる歌なんですがじっくり歌詞を聴いていると
「私は彼の地下室へ行ったの
暗い闇の世界へ
そして彼を観たの
彼の顔も見た・・・
顔とは言えないような顔だったわ」と歌った後

曲調が変わり「でも彼の声は私を満たし私を高く舞い上がらせた」とラウルに訴えます

そして「彼の瞳は世界の全ての哀しみが宿っていた」ともラウルに言っています
これに対しラウルは「それは夢だよ」と否定します

しかしこれははっきり言うと「私は好きな男性がいる」とラウルに言ってるのと同じではないでしょうか?

歌詞のチェックポイントは

クリスティーヌがファントムに地下に連れ去られる時の
「The Phantom of the Opera」の歌詞では

「The Phantom of the Opera is there,inside my mind」
なのにここでラウルと掛け合いながら歌う時は
「there」が「here」になっています

手を繋いで一緒に歩いている時はまだ「there」(そこ)ですが
ファントムがラウルと一緒にいる時に「here」(ここ)になっています

理由その2

墓地でのシーン

お父さんのお墓に歌うクリスティーヌ
中から響いてくるファントムの声

そこでクリスティーヌは「angel or father?
friend or phantom?」と尋ねていますが

天使と父親と友達と同等の場所にファントムが
来てるってのは要チェックですよ

それに「♪私のmindはあなたを拒絶してもsoulは従っている」とも
歌ってるし

理由その3

ファントムの舞台の前「こんなことを私にさせないで」と
ラウルに泣きつくシーンがありますがここでも
歌の歌詞を見るとクリスティーヌは無意識下にファントムに惹かれているのか訴えていることが解ります

この時に出てくる
「he'll always be there, singing songs in my head」のメロディーは
ラウルと実質一番最初に交わした会話中で一番好きなものを歌った
「And the angel of music sings songs in my head」
と同じメロディーなのも要チェックです

そんなふうに考えるとやはりクリスティーヌはファントムが好きなのだと

例えば「ドンファン」の舞台上でなぜクリスティーヌが
ファントムのマスクを取ったのか?

捕まえるためだけならマスクをはがす必要はないはずです

素顔のファントムから「告白」して欲しかった
そしてそのありのままを受け入れようとしていたのでしょう

ラウルと一緒の時は頭の中にファントムがいっぱいですが
ファントムといる時はラウルの事を忘れているクリスティーヌ

鏡の向こうから呼ばれた時点で自分でも意識しない間にすっかりファントムの虜になっていたのではないでしょうか?

ラウルが接近してくるとそっちに気持ちは向くけど
ラウルの方が自分にとって安全で守ってくれましたし
気持ちも気付いたからラウルを選ぼうとはしていたけど
ラウルとファントムじゃクリスティーヌを引き寄せる引力の差が桁違いだったのでしょう

女性は好きでもない人に演技でもキスは出来ません
ラウルだけを思うならキスすら嫌悪感があるものです
少なからず情や好意がなければ脅されていても即座にキスや抱かれることも出来ないのです

しかしあのキスはファントムが彼女の思いを受け取りつつも彼女を振ったのもファントムなのですが

これは海外版と日本の劇団四季さんで感じ方や見え方が違うのだと思います

海外版はほぼ共通してファントム愛ですが
劇団四季版はラウルに一途なのだと思います








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最終更新日  2020.07.23 21:50:25



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