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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:考察
名探偵コナン 薬のデータが入ったMO
⚪File:240 灰原哀「組織のコンピューターからAPTX4869のデータをあのMOにおとそうと思ったんだけどパスワードに引っ掛かって…」 灰原哀「とにかく薬のデータをMOにコピーしてこの酒蔵のどこかに隠しておくから後で取りに来るのね…」 灰原哀「ちゃんと着てるわよ…酒蔵にあった清掃員のツナギを…もちろん薬のデータをコピーしたMOも持ってるわよ!」 哀ちゃんはピスコに捕まり幼児化した正体もバレてしまった以上もう為す術もなしと考えコナンくんに薬のデータを託すためにMOに落として酒蔵に隠すつもりでした その後パイカルの効果によって元の姿に戻ることに成功し生き延びる可能性を見出し落としたデータはつなぎのポケットに入れ井戸から這い上がりました MOが現在どこにあるのか確認していたので酒蔵に隠したのではなくこの時点で自分で持っています ⚪File:241 灰原哀「私がこの街に潜んでいると知られた以上もうあなた達にの側にわいられないわね…ツナギに入れたままのあのMOも燃えてしまっただろうから私がここに留まる意味もない…」 その後コナンくんの助けでなんとか組織の手から逃れることができた哀ちゃんはそのMOについて「ツナギに入れたまま燃えてしまった」と言っています ⚪File:241 <休館604号室で火災発生!!> 目暮警部「なに!?」 高木刑事「とにかく行ってみましょう!!」 阿笠博士「ああ…哀君が暖炉に置き忘れた眼鏡から会話を聞いとったんじゃが射殺後すぐにまた煙突から逃げて行ったようじゃ…」 酒蔵の炎の勢いよく燃え広がり組織はピスコ殺害後にすぐに撤退してします 本来であればそこにピスコが置いたパソコンや酒蔵を荒らした跡や哀ちゃんの追跡眼鏡なども残っていたので持ち帰りそうなものですが…あれだけの炎だったので全て燃えて使えなくなると判断したのでしょうか? それともただ焦っていたなのでしょうか? ⚪まぁおそらく高木刑事や目暮警部が駆けつけたので後で調べても何も残らないくらい酒蔵は全焼してしまったと考えられます ⚪またコナンくんは脱出の際に哀ちゃんが着ていたサイズの合わないつなぎを脱がせ自分の服をかけておぶって脱出します つなぎはそのまま置いていってます 不自然に床に放置された血のついたつなぎにMOが入っていたままなら確かに跡形もなく燃えてしまっています ⚪File:251 灰原哀「私、朝まで地下室でやる事あるから邪魔しないでね…」 しかし哀ちゃんは阿笠邸の地下室にあったパソコンで作業している手元には”黒ずんだ”ディスクが置いてありました これがAPTX4869のデータを落とした時のMOだと思ってます ⚪File:257 灰原哀(これ白乾児の成分を参考にして調合したAPTX4869の解毒剤の試作品…) 工藤新一(うまく行きそうだだったのに…) 灰原哀(死ぬかもしれないけど…試してみる?) ⚪また「命がけの復活」シリーズにて学園祭で工藤新一が初めて哀ちゃんが開発した解毒剤の試作品のおかげで一時的ではあるものの元の姿に戻ることが出来ています この解毒剤はパイカルで元の姿に戻れることが分かったことでその成分を参考に出来たのはこのMOを手に入れたことによるものであると思われます ⚪まぁ火災現場から持ち帰ったという演出なら何だろうが大して問題はないのだが誰がいつ持ち帰ったのかに関係はしてきます ⚪まず先述したように哀ちゃんが監禁されていた酒蔵は跡形もなく全焼してしまったと考えられるので当然MOはその前に回収しているはずなので脱出する前は哀ちゃんのつなぎには火が回ってはいないので焦げあとは付きません またMOに火がついたなら点々とした焦げあとにならないでしょう 高温で熱せられればMOは変形してしまうと思います ⚪ピスコが拳銃を撃つ際に使用したハンカチに付いた焦げあとと似ていますがMOはただの焦げかもしれません ハンカチは素材が綿や絹なのでMOとは違いますので燃えやすいのかもしれません あのMOを哀ちゃんが持ち帰ったとすると火がついて焼けた際の焦げあとではないとも言えます 哀ちゃんはジンに撃たれた肩を手で押さえていましたので哀ちゃんの手は血で汚れている状態です… 酒蔵の屋上へは煤だらけの暖炉を上がってきたので再び下へ戻る時も暖炉から落ちてそこから這いながら部屋まで出ています 休館の酒蔵も塵一つないくらい綺麗に清掃されていませんし床には埃がたまっていたはずです つまり血のついた哀ちゃんの手は汚れていましたし名探偵コナンは血を赤ではなく黒で描写するので血の可能性もあります ⚪MOを持ち帰ったのが哀ちゃんならつなぎから取り出し服のポケットに入れて持ち帰ることになります MOは血と煤で汚れていれば付着した時間が経てば血も固くなり黒くなります ⚪MOの黒ずみはMOに火が移って燃えなかったのではなく哀ちゃんが汚れた手で触った時に付いてしまのではないでしょうか? (1):誰が持ち帰ったのか?候補者は哀ちゃん、コナンくん、それ以外でしょう またタイミングは酒蔵は全焼し警察の調査が入っているので焼け跡に残されたつなぎのポケットから取り出して持ち帰ったとは思えません 燃えればMOもあの程度では済みません ⚪江戸川コナンの場合 哀ちゃんは酒蔵を脱出後に「MOは焼けた」と言っているのでその後にコナンくんが持ち帰ったMOを渡したことになります ⚪File:261 コナンくん「やっぱ白乾児の成分だけじゃ完成品は無理ってわけか…」 灰原哀「ええ…せめて薬のデータがないとね…まぁ正体がバレなかっただけでもよかったと思って我慢するのね…」 ただコナンくんは「白乾児の成分だけじゃ完成品は無理」 哀ちゃんは「せめて薬のデータがないとね」と言っていますので二人ともMOを渡した・受け取ったやり取りの会話にしては不自然ですよね? コナンくんは哀ちゃんがMOを持ち帰ったことを知りません また哀ちゃんの手元にあるにもかかわらず相変わらず嘘をついている状態です ⚪コナンくんが杯戸シティホテルで教えた「白乾児で元の姿に戻れる」という情報から哀ちゃんが解毒剤を作ったと考えているので哀ちゃんの話を信じているわけです ⚪File:251 コナンくん「なあ博士…こないだの蘭の話だけどよ…」 阿笠博士「ん?もしもの時のためになんかいいメカ作ってくれよ…」 阿笠博士「メカと言ってもの…」 コナンくん「たとえば動いてしゃべるオレそっくりのロボットとかさ…」 阿笠博士「んなもん作れるなら今頃わしは億万長者じゃよ!」 ⚪コナンくんがMOを哀ちゃんに渡したとすれば「この前持ち帰ったデータで何とかならないか~」と本来なら哀ちゃんにするではずです しかしコナンくんは哀ちゃんを頼らず博士に無茶なお願いをしています コナンくんならなぜMOについた黒い汚れがついているのかの説明がつきません ⚪File:457 コナンくん(くそ…元の体に戻るには…工藤新一の生活を取り戻すには…奴らの居場所をつきとめてあの薬を手に入れて解毒剤を作らなきゃならねーっていうのに…) ⚪その後もコナンくんは哀ちゃんがAPTX4869のデータを持っていると知らないままです コナンくんは元の姿に戻るために組織を倒して薬を手に入れて~と考えているが薬のデータはもう既に手元にあります まぁ喧嘩を売られた工藤新一が黒の組織を放って置くこともないので組織を倒せば薬が手に入り元の姿に戻れるという一筋縄では無いのかもしれません ⚪灰原哀の場合 ⚪File:241とFile:261 灰原哀「ツナギに入れたままのあのMOも燃えてしまっただろうから私がここに留まる意味もない…」 灰原哀「ええ…せめて薬のデータがないとね…」 このことから持ち帰ったのは哀ちゃんでは”ない”ではなく「せめて薬のデータがないとね~」と答えているので単純に嘘をついたのではないかと思われます ⚪誰が持ち帰ったよりもなぜ嘘をついているのかが重要ですね ただコナンくんはこの件について知らないので後々は持ち帰ったことは説明されるでしょう ⚪持ち帰ったタイミングはピスコがコナンくんの声の出所を探している間にコナンくんが哀ちゃんに自分の着ていた服をかけた辺りでしょう ⚪哀ちゃんは目を開けて意識がありました コナンくんが部屋に入り声を出しピスコの気を引いて哀ちゃんがうれしそうに力なく笑っています ⚪その後コナンくんは時間稼ぎしますがMOを持ち帰ったのが哀ちゃんであればこの間にポケットから取り出しジャケットのポケットに入れたと考えられます 作業中に置いてあったMOが黒ずんでいたのはそれが酒蔵から持ち帰ったもので 哀ちゃんの汚れた手でディスクを掴んだから持ち帰ったのが哀ちゃんなのではないでしょうか? ⚪その他 第三者がMOを回収するタイミングは コナンくんが脱出しピスコが殺○されてジンが暖炉から逃走し警察が駆けつけるまでの時間 警察はピスコが殺される前に目的地に向っているので炎の勢いからもジンが逃げ出した時にはギリギリだったようにも見えます ⚪また外の車で待機している阿笠博士にできるとも考えられませんし ・MOに薬のデータが入っていることと ・つなぎのポケットに入れてあることを 知っている人物以外にMOを回収する動機もないので探し出して持ち去るとは考えられません ⚪となると盗聴して手に入れたMOを哀ちゃんに渡し秘密裏に薬関連の研究をさせていることになります ⚪哀ちゃんを見つけ次第殺そうとしているジンやベルモットは有り得ませんし ⚪新キャラもありえますが無理矢理すぎます ⚪本当に燃えている場合 File:948 灰原哀「多分、その薬は私の父と母が作った薬…私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから…」 コナンくん「焼け残った?」 灰原哀「父と母の研究所が火事になって薬の資料と一緒に2人共焼死したのよ…組織の人達からは不運な事故だったと聞かされていたけど…」 灰原哀(まあ、私が本当に作らされていたのは…別の薬なんだけどね…) 単行本の89巻で哀ちゃんはAPTX4869を両親の研究を引き継ぎ改良したのではなく焼け残った資料を掻き集めて復活させただけであることが判明します また単行本の38巻で赤井秀一が哀ちゃんを見て「まさかな」と振り返り 41巻で「しかしよく似ている」と言ったのが宮野志保ではなく 83巻以降で登場した赤井秀一の幼児化した母親のことだったのではないか?と後から出てきた伏線からいくらでも考えることができてしまうくらいですので ⚪MOは本当につなぎのポケットに入れたまま焼けてしまったが 哀ちゃんが研究所から脱走する際に両親の残した焼け残った資料を持ち出しているので その資料があの黒い染みの付いたMOじゃないかと考えられます 部屋にあったMOはアニメでは汚れたMOに対して研究データ数枚で描かれていますが 原作では似たようなデータが数枚重なっています MOは1枚なので焼けたMOとは別ものとも捉えられます ⚪またデータにも端の方に黒い煤がついています しかし一番下が明らかに汚れがひどいので後から付いてしまった可能性もあります ⚪持ち帰ったMOではなく火災で焼けたMOとしては被害が少ないですし データが見れるので損傷が少なくあまり焼けていないのかもしれません ⚪1枚だけ被害が大きく汚れた手で触った時に付いてしまったとして7MOの物とも両親の物とも当てはまります ⚪監禁された際にポケットにフロッピー数枚を入れておいてバレていないのも不自然です ⚪反抗したり逃走しないように武器や工具を持っていないか身体をチェックはするでしょう ⚪組織はどうやって哀ちゃんが手枷を外して逃げたのかわかっていません APTX4869は一錠だけポケットに忍ばせて隠し持っていたのでしょう ⚪しかし死を覚悟してコナンくんに託すはずつもりのMOを持ち帰ったのに焼けてしまったと嘘をつく心情が重要で最初から持っていたけどずっと持っていないふりをしたとでは意味合いが変わります ⚪哀ちゃんが苦労して組織のサーバーにアクセスしてデータを抜き取ろうとした際もパスワードがわからず 風邪の熱と酒の酔いでふらふら状態でなんとかアクセスできないか必死だったのでしょう 最初からAPTX4869のデータが手元にあればこの努力の意味がなくなります パスワードを解除してサーバーにアクセスした形跡はログに残ってしまうので恐れがあります 酒蔵からアクセスできるのはピスコと哀ちゃんしかいませんし 薬のデータにアクセスする可能性があるのは哀ちゃんでしょう 哀ちゃんが既にAPTX4869のデータを持っているなら私の机の引き出しの中にと教えればいいので 両親の残したデータはそのまま渡したくないから新たなデータが必要だったとしてもバックアップを取っておけばいいので そもそも研究者ならそんな大事なデータを作業に使いません ⚪もし哀ちゃんがあの時死んでいたら部屋を片付けた阿笠博士が見つけそうですね… 解毒剤を作ることができたのはパイカルの存在が大きいのですが 哀ちゃんが持ち出していた話で通ることをわざわざ別のデータが存在してましたなんて60巻以上も後出しして正解にするのも回りくどいですね…! ⚪File181 灰原哀「……まって……そういえば、殺される数年前に姉が旅行の写真を入れたフロッピーを二、三枚送って来たのよ… 研究所のモニターでひととおり見てすぐに送り返したんだけど…その後薬のデータを入れたフロッピーが紛失して…ずいぶん探したけど見つかんなくて…」 コナンくん「なるほど…お姉さんに送り返したフロッピーの中にあの薬のデータが混ざってる可能性があるってわけか…」 灰原哀「組織のコンピューター以外で立ち上げるとウイルスが発生する様にフロッピー自体にプログラムされていたのよ…迂闊だったわ…」 コナンくん「じゃあデータは全部…」 灰原哀「ええ…何もかも全て消滅したわ…あなたとは長い付き合いになりそーね…江戸川君…」 ⚪「大学教授殺害事件」にて姉に誤って送ったデータのフロッピーを回収しようとしていましたがその必要もなくなりますしデータを消されても何の影響もなくなりますね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.12 00:06:55
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