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テーマ:今日聴いた音楽(73686)
カテゴリ:考察
ヒプノシスマイク Stellaは火の鳥から※火の鳥のあらすじが長いのでご注意ください※ヒプステTDDの新曲にて新たに分かったことですが 飴村乱数の我王=科学者・猿田博士 夢野幻太郎の盗賊=猿田 有栖川帝統の王族=猿田彦と宇宙飛行士に当たると思います それはヒプステtrack.5に収録されているThe Dirty Dawgの新曲「King of Kings」の歌詞によると 一郎は「帝王」 左馬刻は「覇王」 寂雷は「魔王」 そして乱数は「我王」と出てきます 我王とは火の鳥の鳳凰編に登場する人物のことです (1):火の鳥ー我王まずこの火の鳥・鳳凰編のあらすじを紹介します 長くなるのでご了承ください! ⚪彼の人生は誕生直後から苦難と波乱に満ちており 生まれてすぐ左腕と右目を失った我王は故郷では迫害に遭いそれが理由で殺人を犯してしまいます そこから盗賊となり各地で悪行を繰り返す日々を送ります やり場の無い怒りと憎しみに身を任せる日々の中でもう一人の主人公である彫刻家の茜丸と出会います 特に何の意味もなく彼の命とも言える利き腕を切りつけ二度と正常に動かせないようにします そして人々を傷つけ金品を奪い続けたある日、速魚という美しい女性を攫い一緒に暮らし始めます 勘違いから彼女のことを疑い手にかけてしまい以後自責の人生を送ることになります そして良弁と出会い仏僧として修行を積むことになる我王はやがて仏師としての才能を開花させます まるで生きているかのような彫り物を作る人物として有名になり しかしその評判が届いた都でかつて自分が傷つけた茜丸と再会します そこで彼と権力争いの延長で鬼瓦の勝負をすることになるのですが そこで渾身の鬼瓦を製作しますが かつて仇である自分を目にしても恨むことなく純粋に彫刻へ打ち込んでいたはずの茜丸は都の権力闘争の中で変り果てていました 負けを認めたくない一心から我王が自分の腕を傷つけた過去を持ち出して非難し我王の勝利を取り消させると我王の残った片腕さえ切り落とすように言います そうして両腕を失うことになる我王ですが 都を這い出て朝日を見た時に腕を切られた時も出なかった涙を目に浮かべ純粋な青年であった茜丸を変貌させた都の魔性を理解します かつて良弁が世に絶望し自ら死を選んだ理由を理解しつつ自分は死を選ばない事を誓い山中に消えていきます そして口に道具を咥えることで彫刻を行いながら山中で暮らしていた我王の前に茜丸のことを慕うブチが彼の遺体を持って現れ彼の身を弔いました (2):黎明期ー猿田彦猿田彦は「黎明編」に登場する人物で弥生時代の邪馬台国の女王・ヒミコの忠実な家来でした 猿田彦・猿田博士・我王・鞍馬の天狗など共通して大きな鼻の持ち主と運命付けられています それぞれの編(章)の世界観に合わせ名前やキャラクターによりどうして大きな鼻を持ったのかの由来が少しずつ異なります 基本的に猿田にまつわる人物の殆んどはその醜さから女性との縁が無い事が多く一部の猿田にはその容姿とは関係なく純粋に女性(猿田とは正反対の美女)に惚れられた人物もいます その女性は後の猿田の名がつく者に繋がるとされる子孫を身籠っています (3):未来編ー猿田博士未来編は数千年後の未来・人類の衰退が決定的となった世界のお話です 大部分の人々が地下のメガロポリスで生活する中で地上のドームでは寂しく過ごす博士として登場します 地球生命の絶滅を防ぐために奮闘・奮戦しますがメガロポリス・ヤマトとレングードの核戦争に巻き込まれ残された他のメガロポリス・ユーオーク、ピンキング、ルマルエーズも壊滅してしまいます 最終的にはドームに侵入した放射能に侵されて死亡します 死体は本人の遺言に従ってロケットに載せられ地球の周りを回り続けるようになっています (4):生命編ー猿田青年と青居生命編は主人公のテレビプロデューサー青居によりクローン人間を使った殺人番組を考案する話です クローンを使えば法律の抜け穴をついて合法的な殺人が行えそれを番組にすれば視聴率が取れると考えていました そして猿田はアンデスのクローン研究所に勤める青年として登場します 婚約者がいるのですが醜い鼻を持つ自分では釣り合わないと考えていました 鼻のデキモノを駆除したクローンを作り婚約者の元へ帰そうと考えていました 主人公の青居と一緒にクローン技術を取得しようとするのですが彼は試練に耐えられず死んでしまいます 青居からは当初こそクローンマンハントの実験台にされそうになっていましたが人格を評価されていたため死を知らされた際には相手に対して激昂しています その青居はクローン技術の工場がある向かうとそこでは自分自身が大量生産されてしまいます 日本に連れて帰られた大量の青居は皮肉なことに自分自身が他のクローンとともに企画した殺人番組の標的にされます 青居は番組初回に駆り出され大量の青居が殺されます (5):Fling Posseと火の鳥の猿田科学者乱数と猿田博士を照らし合わせます ⚪まずは乱数と帝統・幻太郎との出会い編ですが… 我王は殺人悪行を繰り返し罪悪感などまったく持っていませんでした しかし良弁(僧正)や速魚(美女)との出会いと別れにより命の儚さと尊さを知り改心するキャラクターです 乱数も当初は中王区の命令により指示に従って悪行を繰り返していました しかし帝統や幻太郎と出会うことにより疑問を持って改心しつつあります ⚪Stellaのキャラクター Stellaは火の鳥から来てると思います 幻太郎の盗賊は猿田彦の生まれてすぐに片目と片腕を失って出生と差別により盗賊としての荒んだ日々を送る人物 乱数の科学者は未来編により生命は絶えて一人になり生命編でクローン研究をしている猿田博士 ⚪帝統は猿田彦そのものと宇宙飛行士の猿田でしょう ⚪宇宙編の地球と植民星の資料と物資を運搬する長距離航行の宇宙飛行士「猿田」として登場する人物 宇宙に漂流の末に辿り着いた惑星で罪を犯し猿田が未来永劫呪われる原因となる男性かなと思います ⚪それは「妙に洒落たなりの客人だな今夜は、落ちた先がここじゃツキも落ちたようだな」という歌詞です この妙に洒落てるのは王様であり宇宙服を着ていたからとすれば妙ですし 落ちた先のツキは(運)と(月)が落ちたという二つの意味になりそうです そして"救命艇"の歌詞 この救命艇とは救難艇とも言われ海難救助のために用いられる船艇のことだと思います 漂流してるということですし…^^; ⚪黎明編の卑弥呼に使える兵士(防人)として登場するキャラです 軍人として極めて優秀であり弓矢を切り払ったりパンチ一発で猪の突進を止めたりと身体能力も高い人物です 猿田彦は卑弥呼の弟からも高く評価されているほどです しかし邪馬台国が騎馬民族からの追撃を受けた際に無数の矢に撃たれて死亡します つまりこの王族(民族)から星を追われる逃亡者になったのかなと思います ⚪猿田博士は“誰もいない吹雪の地球の地表でたったひとりドームで暮らす天才科学者”としてクローンの研究をしています Stellaの「氷に覆われたここで生命は私だけ、研究は気が付けば人の道を外れた」とピッタリですね! ⚪「誰が為かも忘れた紙くずのようなラブレター」の部分は猿田博士の研究も愛ゆえに愛する人類と地球の未来のためにひとりでクローンを作り続けています ⚪青井くん=クローンマンハント これはドラマパートですがクローンには元になるモデルがいますのでクローンマンハントにされそうになっている人物…これが衢くんor夢野幻太郎の兄なのかなと思います ただどちらも眠っているだけで彼らがクローンでは無いのかなと思います ⚪またヒプラジにて弥之助さんは''シブヤの曲を作るのにイメージした作品”をいくつかあげています ・「上を向いて歩こう」→坂本九さん ・「甘き死よ来たれ」→エヴァンゲリオン エヴァンゲリオンもクローンの話がありますので… ・「ドラえもん」→未来型のロボット ・「プラネテス」→宇宙飛行士 ・「火の鳥」→輪廻転生と罪と罰です これらがシブヤの曲に影響を与えているという弥之助さんの言葉があるので弥之助さんはモチーフとして入れてるんじゃないかなと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.22 05:09:58
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