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カテゴリ:日々
少し前に友人から「上野のサル山無くなっちゃうんだって!」と知らされ驚愕。
検索すると、来年取り壊しリニューアルされるですと・・・!? 実家の仏壇に入っている義祖父(父の養父・東京市公園課勤務)が設計したと小さいころから聞かされて育ち、私が設計の仕事に入るきっかけの一つとなっていたサル山。 学生時代からずっと行かなきゃ、と思ってはいたけれど、なかなか踏み切れず今まで来てしまっていました。 ダメもとで動物園の問い合わせフォームにサル山建築当時の物が残っていないか出していたところ、少ししてなんと回答が! 学生当時行っていたら残っていたであろう他の舎も改修が進み、今やサル山が最後となっているとの事で、園内の他の建築・設備で近い建築年の物をリストアップして教えて頂けました! 東京ズーネットさんありがとぉぉぉ! 弁天門から入園、まずは近い所にいる鳥さんなんかを撮りながら進んでいると、現れたのはパンダ観覧の行列。 3か所から見られるとアナウンスしているけど、1か所だけ30分待ち、どうやら双子の子パンダの所らしい。 他の空いている所から入ると、リーリーさん(牡・双子の父)にお会い出来ました。 今回はサル山が一番の目当てなので、橋を渡り東側へ移動。 到着ーーー! 1932年(昭和7年)完成。 義祖父30歳。 サル山にいるのは、ニホンザル。 下北(青森)からきた「北限のサル」と呼ばれる種類。 同じ種類でも他の地域から来たおサルは、別の所に離して飼育されているらしい。 最初は下の方にしかいなくて、お山使ってくれてないのかと思っていたけど、少ししたら元気に上ってくれました♪ さて、ズーネットさんが教えてくれた建築物を見て回ってみましょう。 ●閑々亭 建築年:明治11年(1878年) ※火災で一度消失しており、再建年 あずまやって感じですかね ●黒川義太郎翁記念碑 建築年:昭和12年(1937年) 義祖父が働いていたころの園長さん。当時は監督と言われていたとの事。 有名な「初代園長」とされる古賀忠道氏の前任。 ●旧寛永寺五重塔 建築年:寛永16年(1639年) ※火災で一度消失しており、再建年 ●旧正門 建築年:昭和9年(1934年) ちょうど今、現在の正門が工事中でここが出口の一つとして開放されており、守衛さんにお断りしてここからちょいと外に出て撮って戻る、が出来ました。 義祖父もここをくぐって出入りしたんだろうなぁ。 他にも、サル山と同じ手法のような感じで撫でつけられたコンクリートの置き石とかが使われている舎があったので、もしかしたら改修前からのものを使っているのかもしれません。 あと、今撮らねばいつ!?のものが一つ モノレール 老朽化で既に営業を終えており、現在解体工事中。 車体がまだあるのに驚きました。 次行くことがあっても、もう無いかもしれない。 おサルの物をなにか、と探したらこれ(パペットぬいぐるみ)だけで自分へのお土産に買おうかとすごく迷ったんだけど ごめんなさい、やめました( ̄▽ ̄;) 思い入れがあるのは「サル山」であって、サルじゃない事にここで気づいた。 替わりに(?)買ったのはこちら。 ハシビロコウのマグカップ(自分用)と、Tシャツ(旦那ちゃん用) なぜハシビロコウかというと・・・旦那ちゃんにちょっと似てるからw いや、目つきは悪くないんだけど、なんとなく、ゆっくりした雰囲気と顔の長さがねw 見にも行ったんだけど、鳥インフルエンザの予防とかで温室みたいなところにいて、逆光&ガラスの曇りがすごくて撮影断念( ̄▽ ̄;) そうそう、今日はアクセサリーで義祖母(未亡人となった後にツテで事務をしていたらしい)の遺品「財団法人東京動物園協会」の創立20周年記念のメダル(Silver製!)を首にかけて行ったんだけど このマーク、今でも使用されてることに驚きました。 ※老眼でピントが合っていない事に気付かなかった( ̄▽ ̄;) そもそもこれ、何だろう?キリン?鹿? 他にも色々見て回ったけど、まぁここでは割愛でw じーさんまたな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.05 19:07:32
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