新しい年を迎え、それなりに色々と考えさせられることがあるものだ。

来週は、娘の成人式、
家内の親の、願いが、真心がこもった晴着、
これも家内に両親が持たせた、
２５年前と全く変わらない桐箪笥から出して、
娘が、それを着る。

素晴らしい事だと思う。
晴着を着ることについて語るつもりは無いが、
親から娘、そしてまた、その次へ・・・
脈々と、想いが受け継がれる、これは素直に素晴らしいと感じる。

来週、輝く娘を見ることを、実に楽しみにしている。

息子にも、新しい挑戦の春が、まもなくやって来る。
彼は、悔い無きように、存分にチャレンジして欲しいし、そうするだろう。

父が、新年早々、また入院した。

ここには敢えて書いていないが、昨年から何度も入退院を繰り返し、
かなり体力の衰えを見せ、今回は肺炎で入院した。

私は、父は、もう出て来れない、最後の入院と覚悟をしているが、
父を見ていると、輝きの片鱗も見えない。

父の、かつての輝きは、その孫に受け継がれるのだろうか、
そう思わなくては、父の「今」の存在に意味が見出せない。

輝きを増す魂・・・　輝きを無くしていく魂・・・　

どちらも、しっかりと、見届けるのが、私の存在意義か。