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カテゴリ:Daily Report
父の死、やはり母が何と言っても、
一番ダメージを受けてることには間違いが無い。 葬儀の間、とにかく、喋りまくっていた母。 誰それ構わず、しかも、同じようなことを何度も何度も話し続ける母、 まるで、泳ぐのを止めたら死んでしまう魚のように、 お喋りを止めようとしない母、 あれは、きっと、やはり精神にダメージを受けていたのだろう。 そんな母のお喋りに、イヤな顔をせず相手をする家内、 ともすれば私など、同じ事ばかり言うな、と怒ってしまうのだが、 家内は、母の相手を、ニコニコしながらしていてくれる。 家内には、感謝の言葉もない。 葬儀が終わり、自宅で家族が一服し雑談していると、母が、こう言った。 「あの係りの人、パパを(私の事)、見損なった、と言ってたよ。」 「な、な、何? 見損なった??」 「最後の喪主の挨拶、あれが、とても良かったって。 それで、見損なった、って。」 これには、家族が大爆笑。 「それを言うなら、見直した、だろうに!」 すると母は、 「そうそう、見損なった、って。」 「だから、違うってば! 間違えるにも、ほどがある、全く、逆じゃん!」 しばらく、笑いを止めることが出来なかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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