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カフェ・ヒラカワ店主軽薄

2005.09.13
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カテゴリ:ヒラカワの日常
房総の露天風呂三昧で
はしゃぎ過ぎたのか。
夏風邪と歯痛が復活している。
しょうがねぇ、歯医者にでも行くか。
で、隅田川の加藤先生の門を叩く。
どうやら、
上の歯の神経の通路から突っ込んだ
神経を引っこ抜く針が
鼻の奧にあるベンチレーターみたいな
嚢へ突き刺さって、傷つけてしまった
らしい。
で、にわか蓄膿症みたいになっている。
この見立てが正しいのかどうか
先生もよく分からないらしいのだが、
前回台風の折に
先生を引っ張り出して
強引に「一日で直してくれよ」なんて
言ったのがいけなかった。

「すこし通ってくださいよ。」
「痛いのだめなんですよ。」
「ほっぽらかしじゃだめですよ。」
「めんどくさいしさ。」
「歯槽膿漏は、じっくりやらないとね。」
てなわけで、
本日は神経の穴の超音波清浄をやって、
「じゃ、来週またきますんで」
と言って帰ってきた。
いい先生である。
わがままな患者にも親味の指導をしてくれる。
痛みが治まってから、
飯田橋の料亭へ。
そこで、ヘルスケア関係者と仕事関係の密談。
病状を説明すると、
「平川さん、気をつけてくださいよ。
私の知り合いでふたり死にました。」
だと。
俺が悪うございましたと謝るしかない。

明日は、
だんじり祭りの本番である。
ミーツの青山さんや
神鋼スティーラーズの平尾さんらと
祭りの見学、そしてなんばの夜を飲み歩く。
でも、アルコール入れると
痛み止めが効かなくなっちまうし、
飲んで騒ぐと、
そのまま鬼籍に頭突っ込んでしまうかも知れない。
まあ、明日は明日の風である。
そんなわけで、酒飲めないけど
宿とったんで、浪速の皆様お付き合いの程よろしくお願いします。

さて、選挙が終わって、これから裏切りと
妥協の第二幕がはじまりそうである。
早くも、中曽根のおっさんが、民意を「重く」受け止めて
今度は郵政民営化賛成に回るという。
野田聖子女史の去就も、雲行きが怪しくなってきたらしい。
小選挙区制度による議席では確かに大差がついたが、
得票数では、さほどの大差ではないのである。
簡単に「民意」なんて言ってもらっちゃ困る。
ご都合主義的に公僕になっちゃうんだよね、この人たちは。

民意の分析では、
ウチダブログが冴えわたっていた。
これこそ、俺のいいたかったことである。
学舎と道場を往復し、
老眼鏡をかけて、書斎にこもり、年間重数冊もの
本を書いている学究だっていうのに、
ウチダくんはどうして、こんな浮世の心理が
わかるのだろう。
心優しい「やくざ」だからかな。
俺も「やくざ」だからな。

「弱きを助け、強きをくじく」を
待望した判官びいきは、今は昔である。
この、心理的インフラがマネー至上主義によって崩壊すると、
勝者はどこまでも勝ち進み、
敗者はどこまでも負け進むといった
見も蓋もない光景が現出する。
経済効率性が要求するのは、
まさに、微温的な無駄や躊躇を撤廃し、
強者必勝によるアベレージの引き上げ
ということである。

弱者がいなければ勝者はいない。
だから、勝者にもし弱点があるとすればそれは
弱者を踏み台にしているという後ろめたさである。
この後ろめたさ衝くという戦術で、弱者は強者になりうる
という擬制が七十年代には一世を風靡したのである。
「てめえらなんぞに、俺の苦しみがわかってたまるか」

しかし、弱者有理の戦術は、それが擬制であることを
自覚しないものたちによる乱用によって陳腐化し、擬制を暴かれることになる。
そもそも勝者から後ろめたさという観念が消失したら(お金の透明性が
これを担保したんだろうけど)
この戦術は喜劇としてしか機能しない。
ウチダくんは、これを瀰漫と言っている。
まさに、弱者の戦術はそれが瀰漫したときに、戦術的に破産する前に、
倫理的に失効したのである。
そのことが、人々の間に知れ渡ったとき、
弱者の取りうる態度は、このグループからの脱出であり
その最も効果的な方法は、強者の最後列に紛れ込んで
弱者を一緒に叩くという、寂しい背信である。
最初は意識的に、次に現れるものは無意識に。
こうやって、弱者の倫理は二度失効し、
こうやって、情けない世の中というものは完成する。

これじゃ、あんまりだ。
そんなことは、ないよね。
明日は明日の風が吹くんだったよね、大将。













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最終更新日  2005.09.13 23:32:01
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