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カフェ・ヒラカワ店主軽薄

2009.04.06
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カテゴリ:ヒラカワの日常
上野の杜の花見のように、
カフェ・ヒラカワのコメント欄が騒々しい。

理想化された読者のお一人であるまろさんの貴重なご意見もあって、
店主の見解も、書いておきたいと思う。

ここのコメント欄に関していえば、いや、どこのコメント欄も、
コメントと呼べるものもあれば、どうでもいいような雑言の類もある。
何だか意図がよく判らないような、サイト誘導もあれば、
笑えないおちゃらけのようなものもある。
まことに誠意のある助言もあれば、人の背後から石を投げるものもいる。
要するに味噌も糞も一緒に落ちているのが、
コメント欄というものの宿命であり、
インターネット空間の可能性であると同時に限界でもあるということだ。

ここは、その名前のとおり、バーチャルなカフェであるから
原則としてどんな客がこようと、お客はお客である。
ただ、原則としてお金を戴いている商売をしているわけではないので、
お客はお客だが、実商売におけるお客様に対する前だれ精神は、
このカフェの店主にはない。
面倒になれば、すぐにでも店を閉じることにしている。

どんな客が来ているのかは、確かに店主の責任でもあるが、
ほとんどのお客はコメント欄に書き込みをしない方だろうから、
実際のところは、どのようなお客さんがいるのかはよく判らない。
どんな書き込みがあるのかに関しても、店主の責任という考え方も
理解できなくはないが、
俺はどんな書き込みを残すかに関しては、一切の責任はないと
考えている。

どれを俺が読んで、どれを嗤って、どれを無視して、どれを晒しておこうが
それは俺の密かな楽しみであり、
あらゆるブログ主が持つべき愉悦のひとつだろうと思っている。
興味深く思うこともあれば、つまらないと思うこともある。
客が店を品定めするのと同じように、
店主も密かに客を品定めしているだけである。
人間には実にいろいろな思考をするものがあり、
実にいろいろな言葉を発するものがあるものだと
思うだけである。

それでも前に、面倒くせぇなぁと思って一度店を閉じた。
しかし、そのことによって、
大切なご指摘や、俺のカン違い、いい間違いのご指摘まで
封鎖してしまうことには、躊躇があった。
このブログに書き込む記事に関していえば、
昼休みに喫茶店で大急ぎで書き込んだり、
ほとんどメモ代わりに速攻で書き付けることもあって、
いや、そもそも俺は、
よく間違えるのであり、それをご指摘いただけるのは
まことにありがたい事なのである。

ただ、このコメント欄で何か議論をしたいとは
到底思わない。
議論を尽くすには、はなはだ不便な場所であるし、
条件反射的な反応をする野次馬も多い。
議論のための議論にはほとんど意味はないだろうし、
興味も無い。
もし、本当に議論が必要であれば、
お互いの重要なものを賭して、実名を持って、
言葉のやり取りをしたいと思う。
場合によっては、生存を賭して、言葉に全重量を賭けなければならない
こともありうる。
だか、その場はこんな場末のカフェの片隅ではないはずである。

異論は、ご自分のブログで思う存分発信していただければよい。
それが、意味のある意見であれば必ず人はそれを発見し、
その言葉は届けられるべき人に届くはずである。
もし、それほどにも「言葉」というものを信じていなければ、
まだるっこしくも、迂遠な道すじを経て届けられる「言葉」
を使ってやりとりする必要もまたないだろう。
「言葉」のやりとりに関していえば、
自分が相手の「言葉」から受け取れたものと同等以上のものを
相手に届けることもまたできないだろうし、
自分が相手に届けようとしている「言葉」の水準以上のものを、
相手から届けられると期待することもできないということである。

というわけで、このコメント欄は
今までどおり、カフェの裏手に放置された空き地のようなものと
俺は考えているし、お客さんもそのようにお考え戴きたい。
空き地には、素敵な拾い物が落ちている場合もあれば、
ガラクタが吹きだまることもある。
必要なものがあれば、俺が取りに行くだけである。
お客さんが必要なものを、店に取りに来るようにである。






最終更新日  2009.04.07 01:14:53
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