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カフェ・ヒラカワ店主軽薄

2009.04.21
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カテゴリ:ヒラカワの日常
なーんか、調子悪い。
食道のあたりが、しくしくと泣いているのである。
お客さんにご心配をおかけするのも何なのだが、
病院にいくとするか。めんどうだけど。

『経済成長という病』は、お蔭様で好調な出足のようである。
BK1の、経済・ビジネス部門の四位にランクインしてきた。
講談社の岡本さんからも、心温まるメールをいただいた。
「週末に改めて『経済成長という病』を通読しました。
本当にいい本だなあと、嬉しくなりました。」
嬉しくも気恥ずかしい限りであるが、よい本であるとの声を
ちらほらといただき、著者としては冥利に尽きるというものである。

で、もうひとつ書いているものがあって
こちらはまだ発表の予定が無いのだが
タイトルは『店主の囁き』(仮)というものでこのブログに近い
内容の、どうでもいい話を、俺にとってはどうでもよくねぇんだと
いったスタンスで書き綴った、極私的社会時評(すでに言語矛盾だね)
なのである。
このラインは俺が最もやりたい仕事なのであるが、
出版社の営業的にはもっとも手を出したくないジャンルの
本なのかもしれない。
だから引き取り手がいない。

バジリコの安藤さんには、
ビジネス原理論三部作の最終作を書きますからとお約束しているのであるが、
こっちは、まだ時間がかかりそうである。
生きているうちに書けるかどうか(みたいな)
気の遠くなる作業なのである。
「春は鉄までがにおった」と、小関智弘さんは小説『錆色の町』を結んでいる。
そして、後にルポルタージュ作品『春は鉄までが匂った』を書き上げる。
まさに、鉄の匂いがする本だが、
この鉄の匂いをありありと実感できる読者がどれだけいるのだろうかとも思う。
鉄の匂いを肌身に感じることのできる人々の多くは、小関さんの小説を読まない。
ただ、あまり多いとは思われないごく少数の読者にとっては、
この作品が語りかけてくる風景は、もはやつくりものの世界(虚構)である
ことを超えた確かさと重さをもったものとして実感されるはずである。
俺も、こんな本が書きたいが
なにぶん才能がないので、原理論のようなものを書いているのである。






最終更新日  2009.04.21 11:42:52
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