とうとう土がついてしまった。
去年まではまた負けた、という感じだったのが、今年は負けることが大きく取り上げられる。
４月の終わりころから、ストップ・ザ・広島という言葉がサッカー番組で言われ始め、どこがサンフレを止めるのかが焦点になっていた。うれしいことじゃないですか。爽快です。

とうとう１敗してしまったけど、たかが１敗。
次勝てばいい。
今後サンフレのマークはますます厳しくなるでしょう。サンパイオがガチガチにマークされたとき、どう対処するかがポイントです。このときはサンパイオをおとりに使って、カズをコントローラーにつかえばいい。十分にできる選手だから。
Ｊ２全チームと対戦して、楽な試合は２試合だけ。内容では負けゲームが３試合、あとはどっちに転んでおかしくないような内容だった。はっきりいって今の成績は出来過ぎです。
ガチガチのサンフレサポの私が言うのですから間違いありません。
大事なのはこれからです。
この１敗で緩みかけた気持ち、そして現実以上に近くに見えていたＪ１の入り口が元に戻ったでしょう。

第一クールを見てわかるとおり、サンフレは頭抜けたチームではない。接戦を勝ち抜いていくチーム、ここに精神力が必要なのです。
そういう点で、この１敗は絶妙の薬になったでしょう。

そして次節の鳥栖戦から、目覚めたサンフレをお見せします。
１年でＪ１復帰はどうしても譲れない。選手にもサポにもそういう強い思いがある限り、われらがサンフレは首位を独走します。